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なんとな~く二十四節気な健康情報あれこれ

 
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私のお気に入り「杞菊地黄丸」
2020-11-06
杞菊地黄丸を飲みだしたのは、目がショボショボするなぁ、静かなところにいると耳鳴りもする、夜中にトイレにおきることも多くなったし、、、ということがきっかけでした。
年齢と共に起こるいろいろなことは腎の衰えからくるのだと、あんず薬局の薬剤師として漢方を深く学び知ったのでした。
それから6年。
老化は誰にでも訪れる生理現象ですが、それでも少しでも元気に若々しくいたいというときにはピッタリの薬だと思っています。
 
ベースとなる六味地黄丸は六種類の生薬からなり、特に補腎作用に重点が置かれています。
補腎作用というのは老化を緩やかにするなどの働きがあります。
杞菊地黄丸はそこに枸杞子と菊花が加わり、加齢による目の悩みにも効果があります。
穏やかな性質の薬なので長期服用も可能です。
この薬を飲むようになっても、トイレの回数や耳鳴りはあまり変わらないのですが、悪化することもありません。
年齢と共に肌の乾燥が進んで、冬にはかゆみにもなっていたのが気にならなくなり潤いが戻ってきました。
老化が進むのを穏やかにしてくれている気がするので飲み続けていきたいと思っています。
 
 
私のお気に入り「皮去りほうじ はとむぎ」
2020-10-23
木々の色の変化やおいしい実りの味で、季節が秋にかわったことを感じます。
そして、乾燥肌の私は、今から気をつけないと冬に向けて安心できません。
私の一押しは「皮去りほうじ はとむぎ」です。
スタッフになって3年経ちますが、2年前にあんず薬局で紹介されてから我が家では欠かせないものになりました。
いろいろな食べ方ができて一年中飽きません。
いまだにシアバターやオイルでの保湿をやめることはできませんが、2年前よりは肌が柔らかく、きめも細かくなったように感じます。
このまま長く食べ続けていきたいです。
 
〈食べ方〉
・そのままで食べられます。
香ばしく少し硬めのあられのような歯ごたえがあります。
私は一日に一握りくらい食べています。
甘味はつけてありませんが、カロリーは当然ありますので食べ過ぎには気をつけています。
 
・グラノーラの材料にもできます。
なつめ、くるみ、干しぶどう、白きくらげ、竜眼肉、クコの実等を赤ワインで煮詰めてから皮去りほうじはとむぎを加え、お好みの量の蜂蜜をからめて完成です。
ヨーグルトにかけると美味しいです。私は多めに作って冷凍にして保存しています。
 
・湯呑に皮去りほうじはとむぎを入れてお茶をそそいで、一緒にいただいています。
お茶を含んで柔らかくなりますので、歯にも優しくなります。
1回毎に湯呑にパラパラと入れています。
緑茶、ほうじ茶、抹茶等、何にでもあいます。
玄米茶のような風味になり、いつものお茶が変化して違う味になるのも楽しみのひとつです。
  
 
ハトムギは、イネ科の植物です。
種皮を除いたものは漢方薬や薬膳料理に使われます。
皮つきのままほうじるとハトムギ茶になります。
皮去りほうじはとむぎは、種皮を除いてポン菓子のようにはじけさせたものです。
 
漢方薬では、ヨクイニン(処方用生薬名)といいます。
消炎、排膿などの効果が一般的に知られ、古くから皮膚治療に用いられてきました。
いぼ等の皮膚トラブルに今でも使われています。

詳しくは医師や薬剤師にご相談ください。
 
 
 
植物成分100%の白髪染め ヘナ
2020-10-07
あんず薬局で働き始めて9年目の薬剤師です。
私のお気に入りはヘナです。
美容室でヘアカラーのために短時間でもじっと椅子に座っていることや、使用時にツンとくる匂いが苦手を通り超して苦痛な私にとって、思い立ったら自宅で簡単に白髪染めができるヘナは、大げさかもしれませんが私の救世主的なものです。
 
グリーンノート社の「ヘナ オーガニータ」は100%植物成分から作られ、国内で唯一オーガニック認定を受けています。
使い方は、お湯でヘナの粉を溶かして髪に塗っていくだけのシンプルなものです。
牧草や畳のような匂いです。染める液は頭皮についても安心です。頭皮になじませることで、毛穴のクリーニング効果もあるそうです。
染め上がるまでに1時間くらいかかります。
けれど、染め上がるまでの時間を私だけの自由時間として顔のパックをしてみたり、お風呂掃除や洗濯物をたたんでみたり、料理をしたり、読書や愛犬と遊んだりして楽しんでいます。
染める度にトリートメント効果があります。美しく染まるだけではなく、植物の力で髪を補修してくれることが魅力です。
 
グリーンノート社のヘナは染色力のある葉の部分だけを用い、こだわりの製法で作られています。
髪がしっかりと濃く染まり、特有の匂いも気にならないことを実感しています。
そのため、他社製品に浮気できなくなりました。
 
ヘナはミソハギ科の植物から作られた白髪染めとして、日本に上陸して20年ほどですが、染料としての歴史は古く紀元前5000年頃から、インドでは宗教的なペインティング、染毛剤、薬や防腐剤として利用され、今も結婚式やお祭りに手や足に、ヘナタトウとして美しい模様を描く習慣があります。
かのクレオパトラもヘナで爪や髪を染めていたそうです。
ゆったりとした気持ちで染めて、クレオパトラのような美しい髪の艶めきを手に入れてみませんか。
 
我が家で育つトウネズミモチ
2020-09-18
漢方の未病という考え方に共感し、あんず薬局で働き始めて1年の薬剤師です。
たくさんの漢方薬や生薬に囲まれて充実した日々を過ごしています。
 
我が家のベランダの植木鉢に、20年ほど前に子どもが拾ってきた実から、ようやく1mくらいまでに育ったもののずっと名前がわからなかった樹木があります。
先日、最近はやりの植物図鑑のアプリで調べてみたら、トウネズミモチの木と判明しました。
 
トウネズミモチの実は女貞子(じょていし:モクセイ科)という生薬だということを、以前受講したあんず薬局の漢方講座で学びました。
この女貞子と旱蓮草(かんれんそう:キク科タカサブロウ)の組み合わせである「二至丸(にしがん)」は、中国の清時代の汪昴によって1682年に完成したとされる800種類もの漢方薬の方剤が掲載された『医方集解』という本に載っています。
陰の気が極まる冬至の頃に収穫する女貞子と陽の気が極まる夏至の頃に収穫する旱蓮草を組み合わせることから二至丸と呼ばれるようになったそうです。
それぞれ陰陽のエネルギーが満ち溢れ、バランスのよい組み合わせはなんだかそれだけでパワーがありそうで、いいとこ取りな感じがします。
中国では補腎養肝として、年齢とともに出る様々な症状に幅広く使われています。
 
まだ1、2度しか花を咲かすことができていない我が家のトウネズミモチの木。
女貞子ということが分かったので、大事に育て、来年こそはたくさんの花を咲かせ、実らせたいと思います。
 
親子で楽しむ「おうちの近くの雑草探検」(2)
2020-09-04
今年の夏は猛暑で、道端や空き地の土もひび割れるほどからからでした。
そんな厳しい自然環境の中でも、雑草といわれる草たちは元気いっぱいに生えています。
 
春を盛りにしていた草、夏になって生えてきた草、秋になって勢いが増してきた草、季節によって入れ替わっているものもありますが、春からずっと頑張っている草にカタバミがあります。
 
【カタバミ】
カタバミは他にも、スイバ、ショッパグサ、カガミグサなどいろいろな呼び名があります。
 
3枚の葉っぱが一組でひとつの葉っぱになっているカタバミは、クローバーと似ていますが、1枚ずつがハート形になっています。
葉っぱは緑色だったり、赤茶色だったり。
カタバミの葉っぱは一日の中で開いたり閉じたりします。
昼間は開いていますが、夜は折りたたんだように閉じます。
雨が降って明るくないときはたたんだままです。
花も黄色い小さな花で、1日でしぼんでしまいます。
 
カタバミは酸っぱい味がします。
シュウ酸塩、クエン酸、酒石酸という酸っぱい味のするものが含まれているからです。
酸っぱい味のためか、害虫がつくことはほとんどありません。
ところが、ヤマトシジミという蝶の幼虫はカタバミだけを食べます。
酸っぱいので他の虫は嫌がって競争相手がいなくてよかったのかもしれません。
 
たいていの動物や虫には好まれないカタバミですが、中国では、酢漿草(さくしょうそう)といって、漢方薬として皮膚病や洗眼に使われていました。
日本でも身近にあるカタバミは、昔から民間薬として使われてきたようです。
 
〈カタバミでピカピカ磨きに挑戦!〉
カタバミの別の名前にカガミグサがあると紹介しました。
漢字で書くと「鏡草」です。
昔の鏡は今のようにガラスではなく、金属でできていたのでだんだんに曇ってきてしまいます。
曇ってきた金属の鏡をカタバミで磨くとピカピカになることを昔の人は知っていたのです。
 
今は金属の鏡はないので、おうちにある茶色くなっている10円玉をカタバミで磨いてみてください。
ピカピカの10円玉になったでしょうか。
 
真鍮や銀製品を磨くのにも使えますが、おうちの人に磨いていいか確認してからやってみてくださいね。
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