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なんとな~く二十四節気な健康情報あれこれ

 
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菖蒲華
2018-06-25

627日からは七十二候の菖蒲華(あやめはなさく)です。

 

アジサイと並んで梅雨に愛でられるアヤメ、カキツバタ、ハナショウブ。

花弁の付け根に網目がある、白い筋がある、草地か湿地か、と見分け方があるようですが、5月中旬から6月下旬にかけ、順次美しい花を咲かせてくれるので、梅雨の晴れ間のお散歩が楽しみになります。

これらは、いずれもアヤメ科の植物ですが、55日のこどもの日にお風呂に入れるショウブはショウブ科の(以前はサトイモ科とされた)別の植物です。

 

そして、季節の果物として梅雨時分に出回るのが枇杷。

俳句の世界では仲夏(6月上旬から7月上旬)の季語とされています。

庭の隅にたわわに濃い黄色の実をつけている枇杷を見るとわが家のものでもないのに嬉しくなってしまう・・のは私だけでしょうか?!

 

枇杷は実を楽しむのはもちろんですが、江戸時代には葉の裏の細かい産毛を除いて干したものを暑気払いのお茶にしたそうです。

肺や胃の熱を取ってくれるので咳のある時に焙じた葉をお茶にする、吐き気のある時に生の葉を煎じて飲む、煎じた液をあせもや肌荒れの改善のための入浴剤にするなど、「わが家のお薬」として、さまざまに活用されてきました。

 

枇杷の種の健康補助食品のお問い合わせが時々あんず薬局にありますが、あんずの種同様、シアン化合物を大量に含んでいることがあります。

農林水産省からも「食べないように」との勧告も出ています。

健康被害が出ることもあります。

種を食べたり飲んだりしないように注意してください。

 

枇杷の葉は産毛が粘膜の刺激になります。

お茶や入浴剤で使うときは、産毛をたわしで取り除いた後、お茶パックのような袋に入れて煎じてください。

 
嘉祥の日
2018-06-18

616日は嘉祥(かじょう)の日でした。

諸説ありますが、西暦848年(嘉祥元年)の夏、仁明天皇が神託に基づいて、16の数字にちなんだ菓子や餅などを神前に供えて、厄病除けや健康招福を祈願したそうです。

その後、「嘉祥の祝」として受け継がれ、明治時代までは16種類のお菓子を供えていたそうですが、さすがに16種類は多かったのか、現代では1616の7種類に。

「嘉祥の日」は、別名「和菓子の日」ともいわれるようになりました。

 

美味しい和菓子は頂きたいですが、16個も食べたらお腹を壊してしまいそうです。

本当に16個も食べていたのでしょうか?

健康を願うなら、食べ過ぎはよくないですよね。

この季節は湿度が高くて、カビや食中毒がおこりやすい頃です。

風水では家の水回りをきれいにすると、厄除けになるといわれているそうです。

そこで今回も手じかな厄除けとして、精油を使ったアロマ活用法をご紹介します。

お掃除の後に使えば効果的です。

 

〈台所用除菌スプレー〉

300mlのスプレー瓶に・・・

消毒用エタノール250mlにペパーミント精油2滴を入れて混ぜ合わせます。

シンク、まな板、生ごみ容器、排水口、エアコンの除菌にも。

 

〈お風呂のカビ除けスプレー〉

50mlスプレー瓶に・・・

消毒用エタノール50mlにサイプレス精油10滴を入れて混ぜ合わせます。

お風呂のカビが生えやすい場所に。

 

さわやかな香りで梅雨を過ごしましょう。

 

 
腐草為蛍
2018-06-11

今日611日は七十二候の腐草為蛍(くされたるくさほたるとなる)です。

蛍が暗闇に光を放ちながら飛び交う頃です。

きれいな水に育った蛍が成虫になると、蒸れて腐りかけた草の下で、蛍は明かりを灯し始めます。

梅雨の頃夜に、ぽわっとした明かりがなんとも幻想的ですね。

 

水辺の草も腐るほど、この時期は湿気が多く菌の繁殖しやすい季節です。

家の中の臭いも気になります。

こまめに掃除を心がけて、梅雨をさわやかに乗り切りたいですね。

そこで、精油を使ったアロマ活用法をご紹介します。

 

〈殺菌・防カビスプレー〉

100mlスプレー瓶に・・・

50mlにティートリー精油10滴を入れてよく混ぜ、精製水50mlを入れて混ぜ合わせます。

酢酸はアルカリ性を中和し、雑菌の繁殖を遅らせます。

ご家庭の拭き掃除などに。

 

〈消臭スプレー〉

50mlスプレー瓶に・・・

無水エタノール(又は消毒用エタノール)5mlに精油10滴を入れてよく混ぜ、精製水45mlを入れて混ぜ合わせます。

(精油はレモングラス、ベルガモット、ラベンダー、サイプレスなどからお好みで)

トイレや下駄箱などの気になる臭いに。

 

スプレー瓶はガラス製のものを使いましょう。

 

来週は、台所の除菌スプレーとお風呂場のカビ除けスプレーの作り方をご紹介します。

 
虫歯予防に良いお茶
2018-06-04
6月4日は6(む)4(し)で、虫歯予防デーです。
 
虫歯の原因は、歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌のかたまりです。
歯垢の中には、ストレプトコッカス・ミュータンス菌を代表とする虫歯菌が存在し、食べ物の残りかすに含まれる糖分をエサにします。
糖分を分解する際に酸を産生し、歯のエナメル質を溶かします(脱灰)。
唾液には脱灰した部分を修復する働き(再石灰化)があり、口の中では脱灰と再石灰化が繰り返されていますが、歯垢が長く歯についていると、再石灰化が間に合わず、虫歯になってしまいます。
虫歯にならないためには、歯垢の除去が大切です。
歯磨き、歯間ブラシやフロスの使用、フッ素塗布などが効果的です。
また、ミュータンス菌は、生まれたばかりの赤ちゃんには存在しない菌です。
身近な大人からうつるケースが多いので、子どもにミュータンス菌をうつさないことも、大切な虫歯予防となります。
 
歯磨きの歴史は古く、古代エジプトの「チュースティック」、古代インドではお釈迦様が広めた菩提樹の枝で作った「歯木(しぼく)」が歯ブラシの始まりといわれています。
歯木は、現在でも多くの国で使われていて、インドではニーム、パキスタンではピールウ、アフリカではクルミなど、使われる歯木は場所によってさまざまです。
これらは薬木で、タンニンやフッ素など、虫歯や歯周病の予防となる成分が含まれています。
日本には、仏教とともに中国から歯木が伝わりました。
また、長く日本の風習であったお歯黒は、焼いた古釘とお米やお茶などから作られる鉄漿(かね)と、タンニンを多く含む五倍子粉(ふし粉)を混ぜたものを使用しますが、塚や墓から掘り起こされたお歯黒の歯には虫歯がほとんど見られなかったそうです。
 
タンニンは、殺菌・消臭作用や、収れん作用があり、虫歯や歯周病の予防に効果があります。
フッ素には、歯垢が作る酸の量の抑制、歯の再石灰化の促進、エナメル質の強化などの虫歯予防効果があります。
 
歯磨きができないときは、タンニンやフッ素を多く含むお茶を飲むことで、虫歯を予防しましょう。
 
<タンニンやフッ素が多く含まれるお茶>
・緑茶  ・紅茶  ・ウーロン茶 ・ルイボスティ 
 
川開き
2018-05-28
5月28日は川開き。
海開きや山開きは耳にするけれど、川開きは聞き慣れないという方が多いのではないでしょうか。
江戸時代に、隅田川での納涼が幕府から許される初日が5月28日でした。
これを川開きと呼び、この日から8月28日までの3カ月間は納涼船や花火が解禁となり、両国界隈の橋の上は物見客で毎晩賑わったそうです。
江戸の町で乗り物といえば籠くらいで、涼しげに川面を進む「涼み船」は江戸の庶民にたいへん愛されていたようです。
 
近頃は船に乗る機会が減り、自動車や電車での移動が日常的になりました。
時代が移り、こうして乗り物が変わっても、変わらず私たちを悩ませるのが乗り物酔い。
特に子供さんなど、ふだん乗り慣れていない人が酔いやすいようです。
これからの季節、レジャーや遠出などで車や電車に乗る事が増えるのではないでしょうか。
そんな時に使える、乗り物酔いの予防と症状緩和のツボをご紹介します。
 
首のツボ「翳風(えいふう)」
耳たぶの後ろのくぼみにあるツボ。
耳たぶと、出っぱった骨の隙間にあります。
柔らかいところなので、強く押しすぎないよう注意。
平衡感覚に関係するツボで、乗り物に乗る前に押しておくと予防になります。
      
 
手のツボ「内関(ないかん)」
手のひら側の手首にあります。手首のシワの中央から指3本分、
肘の方へ進んだところ。
平衡感覚を整えるだけでなく、胃の不快感を和らげるツボ。
二日酔いにも効きます
   
   
 
また、寝不足や食事の直後などは酔いやすいので、乗る前に体調を整えたり、揺れの少ない席や進行方向に向いた席などに座りましょう。
酔い止めの薬などがない時代の人たちも、このツボを押して酔いを抑えていたかも知れませんね。
 
*ツボの押し方
吐く息とともに、親指か人差し指の腹を使ってゆっくりと押します。
強さは自分が気持ちいいと感じる程度。呼吸に合わせて数回くり返しましょう。
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