立春から数えて15日目の今日は、二十四節気の雨水(うすい)です。
降る雪が雨へと変わり、氷や雪が解け始めるころ、という意味です。
農耕の準備をはじめる目安のこの時期、伊勢神宮では春の耕作始めにあたる祈年祭が執り行われます.
(2018年は2月17〜23日です)
伊勢神宮の敷地内に凛とたたずむ多くの神宮杉は、神聖な空間を作り出す大事な存在のひとつです。
けれども、たとえ神宮杉でも杉という字を見るのもイヤ!クシャミが出そう!———
というのが、この時期の花粉症の人の本音でしょうか。
今回も花粉症対策です。押すだけで花粉症に効果のあるツボを紹介します。
「いま出ている症状をどうにかしたい!」
(クシャミ・鼻水・鼻づまり・目のかゆみなど、一般的な花粉症の症状)
◎攅竹(さんちく)
老眼、近視、眼病などに効果的なツボであるとともに、免疫系統に働きかけ、自然治癒力をアップさせます。
花粉のシーズンだけでなく普段から押すことを心がけましょう。
◎迎香(げいこう)
鼻水・鼻づまりの特効ツボです。やや強めの指圧が効きます。
◎合谷(ごうこく)
万能ツボの合谷は花粉症のときにも活躍します。頭痛、目の充血、のどの痛みを緩和してくれます。
風邪の症状としての鼻水や鼻づまりにも効果的です。
「鼻づまりで頭のぼんやり・・・スッキリさせたい!」
◎風池(ふうち)
こねるよう押しもむと、首の緊張がほぐれて頭の重さがスッキリします。
押しもむ強さは「イタ気持ちいい」を目安にしましょう。
「特に、目の不快感がひどい!」
◎曲池(きょくち)
いろいろなツボ押しをしたあとで、バランスを取るのにも有効なツボです。
人それぞれ合うツボは異なります。
まずは、ひとつずつ丁寧に押してみましょう。
そして、そのときの反応を自分で観察してください。
症状が少しでも和らいだと感じたら、それは「私専用の花粉症ツボ」といえるでしょう。
ツボの場所をしっかり覚えたら、前回ご紹介した季節のハーブティーを入れたタンブラーを小脇にかかえ、
いざ、お伊勢参りにいきましょうか~