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なんとな~く二十四節気な健康情報あれこれ

 
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内から潤す乾燥対策
2017-12-07

 

127日からは、二十四節気の大雪(たいせつ)初候の閉塞成冬(そらさむくふゆとなる)です。

本格的な冬が到来し、厚く垂れこめた雲に天地の気が塞がれます。

場所によっては雪曇りとなり、山々だけでなく平地でも雪が降り始め、生き物も活動を控えて冬籠りをします。

 

私たちの身体も冬になると、内臓を冷やさないために陽気(からだのエネルギー)が内に入ってしまうので、手足の冷えや皮膚の乾燥がおこりがちになります。

毎日の食事は、身体を潤す「滋陰」と体を温めて元気をつける「養陽」を基本に、バランスのよい食事をとるように心がけましょう。

朝は胃腸を整え、身体の陽気を助ける熱いお粥がおすすめです。

陰の多い食物は、かたい殻のついたもの、魚介類、根菜類などですが、生のままでは胃腸に負担がかかってしまうので、鍋物やスープなどの温かくやわらかいメニューにして食べることをおすすめします。

 

冬に適した食べ物として、特によいものは…

羊肉、がちょう肉、かも肉、牡蠣、ほたて、鮭、いしもち、くるみ、大豆、栗、きくらげ、大根、れんこん、にんじん、やまいも、ゆり根、さつまいも、ほうれん草、もやし、胡麻、などです。

これらの食材をじょうずに取り入れて、身体の潤いを高め、お肌を良い状態に保ちましょう。

 

例えば、貧血気味で肌が乾燥していて冷えが気になる場合に、白きくらげとなつめの黒砂糖シロップなどおやつにいかがでしょうか。

①白きくらげ30gとなつめ20個を洗ってお鍋に入れ、水を加えて火にかける

②沸騰したら弱火で30分以上かけて、白きくらげが柔らかくなるまで煮る

③黒砂糖50gを加え、かき混ぜながらよく溶かす

④ビンに入れて冷蔵庫に保存し、毎日食べます(1週間ぐらい保存できます)

 

他にもいろいろな食べ方があります。各店へご相談ください。

 
外から潤す乾燥対策
2017-11-27
11月27日からは七十二候の朔風払葉(きたかぜこのはをはらう)です。
朔風とは北風のことで、冷たい北風が木の葉を落とし、落ち葉を吹き払う様子が見られる頃です。
二十四節気の小雪も過ぎて季節は冬です。
日差しも弱まり、冷えも厳しくなってきます。
初雪が降る地域もあるでしょう。
 
この季節は空気が乾燥し気温も低くなるので、肌の代謝が悪くなります。
気温が低いと血液循環を低下させ、皮脂腺や汗腺の働きが鈍くなるので、肌の潤いが保てなくなります。
また、暖房は肌の角質層の水分を奪い、外気よりも肌を乾燥させます。
そのため冬のスキンケアで重要なのは保湿です。
あんず薬局がおすすめする冬のスキンケアを紹介します。
 
朝は水かぬるま湯で洗顔し、多めのソフトローションでパッティングします。
乾燥が気になる方は、ベーシックオイルを1~2滴混ぜてパッティングします。
乾燥肌、敏感肌の方はさらにカレンシアオイルを薄く塗付します。
唇の乾燥には、ハーバルリップがおすすめです。
 
夜、お化粧を落とすためにクレンジングをします。
多めのベーシックオイルで、やさしくオイルマッサージを兼ねてクレンジングしましょう。血液循環を促すためにも、オイルマッサージは効果的です。
  ※オイルクレンジングはあんずだより60号、66号を参照
洗顔にせっけんは必要ありません。
オイルをやさしく拭き取って、ぬるま湯で洗い流します。
ソフトローションにベーシックオイルを1~2滴混ぜてパッティングします。
目や口元などシミやたるみが生じやすい箇所には、D1オイルマリンジェル
カレンシアオイルなどのスペシャルケアを併用しましょう。
 
詳しくはあんず薬局へお問い合わせください。
 
次回は、体の内から潤す乾燥対策です。
 
秋の彩りご飯
2017-11-17
11月17日からは七十二候の金盞香(きんせんかさく)です。
ここでいう金盞は、オレンジや黄色の花を咲かせる金盞花(カレンデュラ)だという説と水仙のことという説があります。
横浜では一般的に金盞花は春から夏にかけてよく見かけます。
日本水仙は12月半ばころから咲き初めお正月の花として生けることが多い花です。
真相はどちらでしょう?
 
今朝は、日本各地でこの冬一番の寒さとなっているとのこと。
東北地方では、あちらこちらで初雪があり、関東以西でも各地で紅葉の真っ盛りの様子が届いています。
 
秋も深まったこの時期に、秋らしく栗の入った炊き込みご飯をご紹介しましょう。
ここで使う栗や松の実、黒ごまには補腎作用(※1)が、なつめには養営安神作用(※2)が、そして枸杞(くこ)の実には明目作用(※3)が、(はす)の実には安神作用(※4)があります。
 
―秋の彩りご飯―
〈材料〉
  米 2合
  昆布 5センチ
  鶏もも肉 100g(約2㎝角に切る)
   Ⓐ 酒  大さじ2
       塩  小さじ3/4~小さじ1
  蓮の実  15粒(一晩水につけて置いたもの)
  にんじん 30g(いちょう切り)
  油揚げ  20g(細切り)
  紅なつめ 5個(二等分して種を取り除く)
  松の実  約30粒 
  天津甘栗 10個(殻をむいて大きければ半分に割る)
  枸杞の実 約30粒
  黒ごま  適宜
〈作り方〉
  ①米は研いで普段通りの水加減で30分から1時間置く。
  ②①から大さじ2の水を取り除き、昆布を入れる。
  ③まず、ハスの実を米の上に置く。
  ④その上に人参、油揚げとともに直前にⒶを揉みこんだ鶏を汁ごと入れ、
   栗の1/3、なつめも入れて炊き込みご飯のモードで炊く。
  ⑤炊き上がったら残りの栗を乗せて蒸らす。
  ⑥できあがったら枸杞の実を入れて混ぜ、盛り付けてから黒ゴマを振る。
   
 蓮の実の代わりに銀杏を入れても色がきれいです。
   
   あんず薬局では薬膳材料を取り扱っています。ご利用ください。
 
※1 補腎作用とは発育不全、老化や慢性疾患などによる消耗を和らげ補う働きのことをいいます。
※2 養営安神作用とは心に栄養を与え、気持ちを落ち着かせ、不眠や不安感などの症状を改善することをいいます。
※3 明目作用とは目の見にくさを改善することをいいます。
※4 安神作用は高ぶった気持ちを落ち着かせ、不眠や不安感などを改善することをいいます。
 
 
口を使った養生法
2017-11-07
今日11月7日から小雪の前日までの期間は、立冬です。
いよいよ、冬が始まります。
 
立冬補冬 補嘴空             
「寒くなるこれからの季節、よく食べよう」という、中国の古い諺です。
「よく食べる」ためには、まずは、からだが元気でなければなりません。
健康的に食べるためのからだづくりも始めましょう。
 
北戴河保健功(ほくたいがほけんこう)」と呼ばれる気功のなかの、自己マッサージの方法を紹介します。
口を使った養生法、「叩歯(こうし)」・「舌功(ぜっこう)」・「漱津(そうしん)」の3つです。
変顔になってしまいますが、起き抜けでも、歩きながらでも、お風呂に入りながらでも、トイレのなかでも、いつでもどこでも今すぐ実践できる健康法です。
 
1.叩歯(こうし)・・・歯を叩き合わせる
 唇を軽く閉じた状態で、上下の歯をリズミカルに36回かみ合わせます。
 だんだんと強く、かみ合わせていきます。
 
2.舌功(ぜっこう)・・・舌をまわす
 舌を36回まわします。
 ① まずは、歯の内側から。
  左まわしで9回、右まわしで9回、歯茎をなぞるように舌先をまわします。
     
 
 ② 次は、歯の外側で舌をまわします。
  舌先で歯茎をなぞります。
  できるかぎり歯の根元に触れるように大きくまわしましょう。
  内側と同じく、左まわし・右まわし9回ずつです。
 
       
 
 まわし終えたときの唾液は飲み込まず、口の中に溜めておきます。
 この唾液は、次の3.で使います。
 
3.漱津(そうしん)・・・唾液を飲み込む
 口の中に溜まった唾液で、36回うがいを(歯磨きのときに頬をふくらませるようにブクブクと)します。
 そして、3回に分けて喉の音をたててゴクリ、ゴクリ、ゴクリ・・・と飲み込みます。
 このときに、下丹田(下腹)にゆっくりと運ばれていくことをイメージします。
 
口だけで養生できるの?と、あなどるなかれ。
歯を元気にする、歯の周りの血行を促す、脳に血液を送る、そして、唾液を増やし消化の働きを助けて消化吸収力を強化する、といった効果が期待できます。
そのうえ、湧き出る唾液には、普段の唾液よりも数倍強い自己治癒力があるともいわれています。
 
ところで、冒頭の諺。
直訳すると「口のなかが空っぽになる間もないほど食べよう」という含みがあります。
この諺が生まれたころの時代とは比べものにならないくらい、現代の日本では栄養価の高い食事がとれるようになりました。
一見すると季節なんて関係ないと感じるほど、文明の進歩によって衣食住環境は整っています。
ですから、さしあたって、こういった諺のような食べ方をしなくても、寒さに簡単に負けはしないでしょう。
それでもなお、この時期になると、美味しいものを食べる機会や量がどうしても増えてくるものです。
「冬の寒さに備える」という生命の記憶が、きっと私たちのからだに刻まれているからなのでしょうね。

 

 
読書週間
2017-10-31

 

今年の秋は雨の日が多く、天高く晴れあがる秋晴れをあまり楽しまないうちに、季節はすでに暦の上では晩秋です。

 

読書週間は、大正時代に始まった図書週間から始まったものです。

2次世界大戦のためにしばらく中止していたものを、戦火の傷跡がいたるところに残る1947年(昭和22年)、「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という決意のもと、1117日から1週間を第1回の読書週間として開催されました。

翌年から文化の日を中心に2週間と定められ、今年は71回を数えます。

 

秋の夜長に読書・・・と、昔からいわれています。

しかし、漢方では就寝前の読書は、おすすめしていません。

 

読書には「目」を使います。

「目」を使うには、「血(けつ)」を大量に必要とします。

血は五臓の「肝(かん)」に蓄えてあり、筋肉や目に栄養を与えてその活動を支えます。

安静時や睡眠中は血を消耗しないので、血はいったん肝に戻り、蓄えられます。

夜は、目を使わずに、安静が必要というわけです。

疲れ目には「閉目養神(へいもくようしん)~目を閉じること~」が大切です。

日中も少しの時間、目を閉じることで目の疲れが癒されます。

 

読書ばかりでなく、目を酷使する現代社会。

レバー、緑黄色野菜、ブルーベリー、ぶどう、クコの実などを摂るように心がけましょう。

 

疲れ目によいツボをやさしく刺激したり、目の周りをやさしくつまむことも効果的です。

 

             

 

 

 

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