1月15日は七十二候の雉始雊(きじはじめてなく)です。
雄の雉が雌の雉を求めて鳴き始める頃といわれています。
雉は陽気を感じることができる鳥といわれています。
この寒さのなか微かな陽気を感じて、春の求愛活動をしはじめているのですね。
自然界では一歩ずつ春へ向かっていますが、今は寒の最中で節分まで厳しい寒さが続きます。
毎年インフルエンザが猛威を振るう時期です。
インフルエンザの予防には手洗いとうがいが重要です。
手で鼻や口や目を触らないようにし、外出中はマスクをつけましょう。
また、インフルエンザウイルスがまだ鼻やのどについている段階で、ストップするためにおすすめの漢方薬には銀翹解毒丸(ぎんぎょうげどくがん)、漢方のお茶には板藍根(ばんらんこん)などがあります。
インフルエンザのひき始めの症状である、強い寒気やふしぶしの痛みを感じた時には、すぐに麻黄湯(まおうとう)を飲みます。
(ただし、動悸がでやすい方は使用を控えます。)
上手に使って元気に冬を過ごしましょう。
銀翹解毒丸、板藍根、麻黄湯は、あんず薬局にあります。