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なんとな~く二十四節気な健康情報あれこれ

 
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私のお気に入り「簡単気功~スワイショウ」
2021-01-22
あんず薬局に勤めて9年目の薬剤師です。

昨年から続く新型コロナ感染症拡大予防対策として、おうち時間が増えたこともあり、簡単な気功体操を始めました。
その1つが「スワイショウ」と呼ばれる、お子さんからお年を召した方まで誰にでもできる腕振り体操です。
 
元気の「気」、やる気の「気」。気功の「気」は 漢方の概念でも使われています。
人体には生きていくために必要不可欠な三大要素として「気」「血」「津液(水)」があります。
そのなかでも基本は、あらゆる生命活動のエネルギー源である「気」です。
人体は気の働きにより飲食物を消化して栄養素として吸収し不要なものは排泄します。
また、からだを温める働き、歩く、走る、話すなど動きをつかさどる働き、体表面や体内で風邪ウイルスなどの外敵と闘いその侵入を防ぐ働き(免疫力、自然治癒力といわれるもの)など、これらの働きを支える力の源こそが「気」なのです。
気功はこの気を充実させ、からだのすみずみまでスムーズにめぐらせて働かせることでからだの調整を図ります。
 
気功体操の中で基本のスワイショウは今やインターネットでいくらでも調べることができますが、ここでは私のやり方を紹介します。
 
①両足を肩幅くらいに開いて、膝は軽く曲げて立ちます。
肩と腕の力を抜き、腕がぶら下がっている感じから行います。
スワイショウには、腕を前後に振る動作と左右に振る動作があります。
②腕を前後に振る  
腕を肩の高さぐらいに前にのばします。
肩の力をぬいて腕を振り下ろすと自然に腕が後ろにいきます。
この動作を振り子のように繰り返します。
③腕を左右に振る
自分がでんでん太鼓になっているイメージで腕が太鼓を打つ左右のヒモになったように上半身を左右交互にひねって、腕を体に巻きつけます。
腰と顔はなるべく正面を向いたままで行います。
腕の位置や振る回数も厳密に決まっているわけではないと私は解釈しています。
振る回数については100回以上が理想のようですが、時間がない時などは10回できたら良いほうです。
それでも朝の陽光を浴びながらスワイショウをすると寝ぼけたからだに気がめぐり、今日も1日頑張ろう!と気力が湧いてきます。
 
漢方を学んでいると、健康なからだを得るには一服で効く特効薬があるわけでもなく、1日で手に入るものでもなく、暮らしの中で自分なりに無理をせず養生していく日々の積み重ねが大切なのだと感じます。
コロナ禍のメディア報道で不安がふくらみ、心が折れそうになることもありますが、自然界の生き物はみんな自然治癒力をもっています。
私たち人間にも気の力が備わっているのですから、今こそ「気」の力を充実させて新型コロナウイルスという未知なる外敵に備えていきましょう。
 
私のお気に入り「薬膳グラノーラ」
2021-01-08
あんず薬局で働き始めて6年目のハーブ・アロマスタッフです。
漢方薬、アロマ、ハーブ、薬膳材料などを日々の生活に取り入れていますが、特に、ここ2年くらいはまっているものが、薬膳グラノーラです。
材料は、オートミールに薬膳材料でおなじみのナツメ、クコの実、松の実、カボチャの種とクルミやアーモンドなどのナッツ類を入れます。
 
作り方は、最初にフライパンでオートミールを5分程度炒めて取り出し、オリーブオイルや菜種油とハチミツを入れて煮立て、オートミールを戻します。
次に比較的固めなカボチャの種やナッツ類を8分くらい炒め、最後にナツメやクコの実、松の実などを炒めすぎないようにささっと仕上げます。
15分くらいでできあがり。
冷ましたら保存容器に入れ、1週間位で食べています。
ヨーグルトや牛乳をかけたり、甘酒や豆乳をかけたりしても美味しいです。
トッピングとして皮がついていない焙じはと麦、黒ゴマやきな粉も・・・また、お好きなフルーツやドライフルーツなどを追加するのもいいですし、オートミールの代わりに玄米フレークなどもおすすめです。
 
中国では、朝昼晩の食事を 「好(ハオ) 飽(パオ) 少(シャオ)」といい、好(ハオ)はバランスよく体質に合うものを食べ 飽(パオ)は沢山しっかり食べ 少(シャオ)は少なめに といわれています。
朝、忙しくて時間がない方にもバランスと栄養がたっぷりの薬膳グラノーラはおすすめです。
またオートミールや皮がついていない焙じはと麦は食物繊維が豊富ですので、お通じも良くなりました。
ぜひ、お試しください。
 
ナツメ   : 気血を補う
クコの実  : 気血の流れをよくする
松の実   : 肺を潤す
カボチャの種: ミネラル、亜鉛が豊富
クルミ   : 腎、肺を補う
アーモンド : 脾を整える
 
新年早々、新型コロナウイルス感染が深刻な1都3県で、今日1月8日から2月7日まで、再び緊急事態宣言が実施されることになりました。
大変な思いをされている方もたくさんいらっしゃると思います。
ここ「あんずさんのなんとな~く二十四節季な健康情報あれこれ」では、今年もさまざまな健康などの情報をお届けしていきます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
 
親子で楽しむ「おうちの近くの雑草探検」(3)
2020-12-25
12月21日は冬至でした。
ゆず湯に入ったり、カボチャを食べたり、寒さに向かう準備をしたでしょうか。
 
そうこうするうちに、今年も一週間ほどでおしまいです。
今年は、新型コロナウイルス感染症という新たな脅威に襲われた年でした。
終息の見通しのないまま年を越してしまいそうです。
それでも来る年に希望を抱いて、新年の準備をしていることでしょう。
 
その1つに、大掃除!
ほうき、はたき、雑巾、せっけん、重曹、クエン酸、セスキ炭酸ソーダ、・・・といろいろな道具がありますが、トクサを使ったことはありますか。
 
【トクサ】
トクサは、十草とか砥草と書きます。
 
名前を聞いてもピンとこないかもしれませんが、会席料理店や和風旅館などの入り口あたりに植えてあるスギナがとても大きくなったような植物で、枝分かれしないで真っ直ぐに生えている草というとわかるでしょうか。
最近では都会でも玄関先にすてきに植えているお家があります。
栽培しているものを見ることがほとんどですが、北海道から本州に自生しているトクサ目トクサ科の在来種です。
 
トクサの特徴は茎の部分に無水ケイ素というガラス質の成分が含まれていて、ざらざらして硬いことです。
この硬さを利用して、木製品の仕上げや漆器の木地を砥ぐために利用されてきました。
砥草の名前はそこからついたともいわれています。
アイヌの言葉ではシプシプというそうで、研ぎ、磨くときの音からきているとか。
 
中国名では木賊と書きます。
モクゾクといい、漢方薬としても使われてきました。
目の充血や目がぼやけるなど、目にかかわる症状に使われます。
 
〈トクサでしつこい汚れのシプシプ磨きに挑戦!〉
テレビの時代劇に指物師のおじいさんが出てきました。
指物師とは木で家具や櫛などを作る人のことです。
江戸の町中の長屋に住んでいるのですが、出入り口の引き戸の脇に鉢植えのトクサが置いてありました。
昔から木製品の木地を磨くために使っていたのだと、あらためて感心しました。
 
現代の私たちの住まいにもトクサを使って磨くときれいになる汚れがあります。
蛇口のまわり、お風呂場や洗面所の鏡、便器などにこびりついた硬い汚れに、湿らせたトクサを持って指先にちょっと力を入れて磨きます。
  ←トクサの筋目と90度の方向にこすります
もともと草ですから、陶器やガラスには傷がつかずにこびりついた汚れだけが取れます。
 
新しい年が良い年になるように願いながら、小さいけれど気になるこびりついた汚れを、お子さんもいっしょにトクサでシプシプと楽しくお掃除してみてください。
 
私のお気に入り「布ナプキン」
2020-12-07
あんず薬局で仕事を始めて3年半になるアロマスタッフです。
私のお気に入りは布ナプキン。
素材は無漂白の、無化学処理の綿100%のネルです。
ネルのぬくもりにより体が温まり、使い心地が良くて、かぶれの心配がないのが使い始めた理由です。
 
出先での持ち歩きも要領を覚えると簡単です。
洗濯のコツは、セスキ炭酸ソーダを使ってつけ置きをしておくこと。
そしてお風呂のついでにさっと洗います。
生活のリズムの中に入ってしまえば健康チェックもできて、いつの間にか負担ではなくなりました。
 
普段はシルクのデイリーライナーを使っています。
こちらは、生成りの他に、草木染のよもぎ、あかね、びわなどがあり、冷え取りなど目的や体質に合わせて選んでいます。
  
 
今回のコロナ禍では、お買い物の嵩が少なくて済む、ごみを減らせるなど、ストレスが軽減されていることのありがたさを実感しています。
今では環境に良い、使い捨てではない循環型のサイクルに入っていることの心地よさを感じています。
 
*布ナプキンはあんず薬局藤沢店と東戸塚店で取り扱っています。
 
 
私のお気に入り「 生薬製剤Ⅱ号方(しょうやくせいざい2ごうほう)」
2020-11-20
明後日からは二十四節気の小雪になります。
季節は冬へと着実に進んでおります。
木々の紅葉や落ち葉が物語っておりますが、昨日は東京で25℃の真夏日。
ここ横浜でも小春日和というより小夏日和かしらと思うような日が続いて日中は暑いくらいの陽気です。
朝晩も昨日今日は肌寒さも和らいでいます。
でも、明日は11月下旬の気候に戻る予報。
体調管理に気をつけてくださいますように。
 
私はあんず薬局に勤めて6年目の薬剤師です。
ここ数年、寒くなる前から飲み始める漢方薬があります。
それは生薬製剤Ⅱ号方(しょうやくせいざい2ごうほう)です。
きっかけは、あんず健康講座で邱紅梅先生が、「女性は50歳を過ぎたら、心臓を養生するように」とおっしゃっていたことと、先輩の薬剤師にすすめられたことなどにあります。
毎年の健康診断では、年齢とともに血圧もコレステロール値も上昇傾向にあり、少し心配していました。
夏の間は感じなかった胸痛も、寒い時期になるとなんとなくあったりします。
検査をしても心電図は異常なしですが、漢方でいう未病先防を実践。
心疾患や脳疾患の予防になればいいと思い飲んでいます。
この生薬製剤Ⅱ号方という薬は、中国の狭心症治療薬の冠心Ⅱ号方を加減したものなので、効果の面でも期待できるはずです。
もちろん、一年中、長期的に飲み続けてもよいものです。
単品だけでもよいのですが、息切れや動悸のあるときは、補中益気湯や生脈散を合わせたりもしています。
今年の冬もこれで心臓をケアして、健やかに過ごしたいと思っています。
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