今日、5月16日は七十二侯の竹笋生(たけのこしょうず)です。
現在の日本で最も出回っている孟宗竹のたけのこは3月中旬から4月が旬ですが、この時期は真竹のたけのこが旬を迎えます。
「竹」に関係する健康法といえば、やはり青竹踏みでしょうか。
青竹踏みしたときに痛みを感じる人は、足の裏にある"コリ"や"しこり"が原因かもしれません。
足裏を刺激することで、血流がよくなり、足のむくみや冷えの解消などにもつながります。
踏めば踏むほど健康になる!と「ながら健康法」で長々と踏み続けるのは、間違っているかもしれません。
青竹踏みは、やり過ぎると角質を厚くすることがあるといわれているからです。
足の裏がごわごわした状態になってしまったら、刺激しても効果が上がりません。
また、ドーゼ※オーバーになる可能性もあります。自身のからだに対して刺激が「過剰」とみなされると、かえって調子をくるわせてしまいます。
青竹踏みは1日に5〜10分にとどめるのがよい、とされています。
数分ほどで全体がほぐれますから、1日のなかで2、3回に分けて合計10分になる程度で踏むことをおすすめします。
就寝前・起床後・入浴後など体が温まっているときが、より効果的です。
松竹梅コースのなかでも、豪華な松コースばかりがいいわけではありません。
青竹踏みは「竹」コース、腹八分目の量でほどよく楽しむのがふさわしいようです。
※ ドーゼとは、東洋医学的におこなう治療のなかで「刺激量」という意味で使います。