1月15日は小正月です。
元旦を大正月というのに対し呼んだ季語です。
小正月は松の内を忙しく働いた主婦へのねぎらいの意味で、別名女正月ともいわれています。
この日には、鏡開きのお餅を入れた小豆粥をいただきます。
中国では小豆粥を炊いてその年の健康や厄除けを願うならわしが昔からあり、日本でも平安時代から小豆粥を食べる風習が残っています。
お正月休みはごちそうの食べすぎやお酒の飲みすぎで、体がむくんだり便秘ぎみになる方が多いと思います。
この日に、むくみや便秘を解消する小豆を食べることは、理にかなっているといえます。
今日は早速、小豆粥を作って食べませんか。
小豆粥の作り方
〈材料〉4人分
【ゆで小豆】小豆50g、水3カップ
【お粥】米 1カップ、水 800cc 、小豆のゆで汁(約50cc強)、
塩 小さじ1/2 、餅 2切れ(8等分さいの目切り)
〈作り方〉
① よく水洗いした小豆と水(1.5カップ)を強火にかけ、沸騰したらザルにあげて、ゆで汁を捨てる。
② もう一度、①の小豆と水(1.5カップ)を火にかけ、沸騰したら弱火にし、フタをして40分以上、小豆をほんの少しかために茹で、小豆をザルにあげる。ゆで汁はとっておく。
③ 研いでザルにあげた米と水(800cc)、②の小豆のゆで汁(50cc強)を鍋に入れ火にかける。
④ 沸騰したら塩を加え、ごく弱火にし、途中アクをすくいながら40~50分、ひたひたになるまで煮る。水が足りなくなったら、途中で水を差す。
⑤ ②のゆでた小豆と餅を加えて、餅が柔らかくなったら完成。
*小豆に関する詳しいお話は、このコーナーの