イースターをご存知ですか?
この時期になると街なかで、カラフルな卵の飾りを見かけたり、卵の形をしたお菓子が売られていたりするのを目にする機会が増えてきました。
イースターとは「復活祭」の事です。
十字架に掛けられて亡くなったイエス・キリストが3日後に復活したことに由来するもので、キリスト教においては最も重要な祭りだといわれています。
イースターの日は、毎年違います。
春分の日の後の、最初の満月の、次の日曜日がイースターにあたり、今年は4月1日でした。
ちょっとややこしいですが、今年は、
2018年3月21日(春分の日)
2018年3月31日(春分の日から最初の満月)
2018年4月1日(最初の満月から次の日曜日)
ですので、4月1日がイースターの日になります。
卵は、生命の誕生を表しているといわれています。
また、殻を割って生まれてくる様子がキリストの復活を象徴していることから、シンボルになったともいわれています。
鶏卵は滋養強壮食品の代表格です。
漢方では、黄身は身体を潤し、空咳やのどの渇きを癒します。
豊富な栄養バランスで「血」を養い、不眠やめまい、不安定な心を落ち着かせてくれます。
卵は、ほとんどの栄養素を含む食品ですが、ビタミンCと食物繊維は含まれていませんので、これを補う食品と一緒に食べると良いですね。
病人食や赤ちゃんの離乳食に使われるほど消化が良く、栄養価のある食品です。
半熟状態の方が消化は良いですが、アレルギーの心配のある人や赤ちゃんは、しっかり火を通したほうがよいでしょう。
また、卵アレルギーのある方の中には、加熱してもアレルギー症状がでるオボムコイドに対するアレルギーを持っている方がいますので注意が必要です。