9月10日は9(キュー)10(テン)でコエンザイムQ10の日です(日本記念日協会認定)。楽しい語呂合わせですね。
コエンザイムQ10は、人体を構成する約37兆個の細胞一つ一つに存在する補酵素です。
生命維持活動に必要なエネルギーは、細胞の中にあるミトコンドリアで作られます。
ミトコンドリアはエネルギー工場としての働きがあります。
食事から摂取した栄養素と、呼吸で取り入れた酸素を利用して作られますが、そこで不可欠な成分が「コエンザイムQ10」です。コエンザイムQ10は特にエネルギーを多く必要とする心臓の筋肉、骨格筋、肝臓、腎臓に多く存在するといわれています。
コエンザイムQ10は、エネルギー生成に関係するほか、抗酸化作用もあります。
呼吸で取り込んだ酸素の最大5%が活性酸素に変化し体を酸化させて錆びつかせますが、コエンザイムQ10は活性酸素を除去する抗酸化作用で、体を酸化から守ります。活性酸素は毒物やウイルスなどを分解するためからだに必要なものですが、増えすぎると正常な細胞を攻撃するため老化や病気を引き起こします。
コエンザイムQ10は、もともと体内で生成される成分ですが、20歳頃をピークに生成量は減っていき、40代では不足状態になってきます。
コエンザイムQ10が不足すると、まず、エネルギーを作り出す力が低下します。
そうすると疲れやすく倦怠感がでてくるようになり、さらに抵抗力が落ちて、風邪を引きやすくなったり、肌の調子が悪くなったりと、さまざまな不調の原因になります。
食事などから補うことが必要とされ、主に肉類や魚類に含まれますが、含有量が少なく、必要に応じてサプリメントで補うのが効率的といわれています。
コエンザイムQ10のサプリメントは、オルタ薬局あんず あんず薬局各店で取り扱っております。