ここ横浜でも、朝夕の冷え込みが少しずつ強くなってきて、季節の移ろいを感じます。
11月15日は七五三です。
神社では着飾った親子が見られ、華やかな雰囲気になります。
男児は3歳と5歳、女児は3歳と7歳のときに神社へ詣で、無事に育つことができたことの感謝と祈りをささげる日です。
ただ、最近は日程に縛られず都合の良い日に行う家庭も多いようです。
いずれにしても、公衆衛生や医療の発達、食生活の向上などのおかげで子どもが無事に育つ環境は格段に良くなっていますが、親としては無事を感謝し、祈る気持ちは同じです。
さて、この立冬の頃、季節の変わり目には、風邪をひいたり体調を崩しやすい時期でもあります。
今年はインフルエンザの流行も早く始まっています。
手洗いうがいをこまめに行うことが予防になります。
食養生ではからだを温め、粘膜の潤いを保つことが大切です。
それには温かいスープがうってつけです。
ちょうど根菜類も美味しい季節です。
人参、大根、蓮根、牛蒡、里芋に鶏手羽肉などを使ったスープは体が温まり、粘膜も強くしてくれるのでおすすめです。
パンプキンポタージュなども良いでしょう。
体を中から温かくして、体調管理に気をつけましょう。
しばらくは気候の良い時期ですので、七五三ではない人も、たまには神社やお寺に詣でて日々の感謝の気持ちを改めて思い起こすのも良いかもしれませんね。
それとも、野山に出かけて八百万の神に感謝の気持ちをささげましょうか?