明日は啓蟄(けいちつ)です。
啓は「ひらく」、蟄は「土中で冬籠りしている虫」の意味で、今年は3月5日から春分の前日までの期間が啓蟄になります。
この頃になると陽気が高まって大地も暖まり、土の中で冬籠りをしていた虫が春の訪れを感じ、地上へ這い出てきます。
柳が芽吹き、ふきのとうも咲くころです。
まだまだ寒い日もありますが、一雨ごとにあたたかくなってきます。
八百屋さんの店先にも山菜が並び始めます。
春、気温が高くなると、私たちのからだも陽気が充満して新陳代謝が活発になります。
また春は環境がとても変化する季節でストレスが溜りやすい時期でもあり、反対に冬の不摂生によってからだがだるくなったりする場合があります。
春を元気に過ごすために暴飲暴食を避け、腹七分目か八分目にして食べ過ぎないようにしましょう。
野菜や水分をたっぷりとり、からだに熱がこもらないようにします。
ストレス解消に…
春菊、柑橘類の皮、しそ、キャベツ、ジャスミン茶
イライラを鎮めたり、解毒をする…
山菜類、菜の花、せり、セロリ、タンポポの若葉
その他、酸味のもの…
苺、レモン、キウイ、甘夏、グレープフルーツ、梅、ヨーグルト、酢
などを毎日の食事にとりいれて旬の食材で春の訪れを味わいながら、たのしく、美味しく、元気に過ごしましょう。