3月20日は、春分の日です。
横浜では、日の出5:45、日の入り17:53です。
半年前の秋分の日の日の出は5:29、日の入りは17:38ですから、春のお彼岸は夕方の明るさがより感じられて、気持ちも明るくなってきます。
漢方の「陰陽」の考え方で、冬至は陰が極まる日とお話したとおり、大自然も人間も翌日から増えていく陽へ向かって養生をする切り替え点になります。
春分はちょうど「陰陽」の配分が同じになり、翌日から陽の割合が増えていきます。
春は、新しい生命が生きいきと躍動する季節です。この時期にのびのびと過ごせないと、必要なエネルギー「陽気」が充分に得られず、夏に体調を崩したりする原因となります。
また、春は、喘息、アトピー性皮膚炎、関節痛などの持病があらわれやすくなったり、花粉症、はしか、結膜炎などの感染症も発症しやすくなります。
過労にならないように充分休養を取り、寒の戻りもありますので冷えにも注意して過ごします。
生活養生では、少し遅く寝て少し早めに起きます。
散歩やストレッチなどの運動で身体を開放しましょう。