小寒 しょうかん
さんざし健康茶
1月5日からは小寒です。
そして1月7日は七草粥で、お正月に食べすぎたそこのあなた!の胃を優しく労る日です。
変わり種として、春の七草の一種の芹と栄養たっぷりの牡蠣を味噌仕立てにし、卵で綴じた雑炊も美味しいですよ。
おすすめのお茶は、食べすぎたときに美味しいさんざし健康茶です。
写真:枯れ葉の間で春を待つ新しい草たち。
冬至 とうじ
ほっと柚子はちみつ
12月21日は冬至です。
この一年を色彩の無い年と感じた方もたくさんいらっしゃったと思います。その上、思い出すのは消毒液の匂い・・。
なんとも味気ない思い出です。
そんな中でも、少しでもいい香りや、心が温まるお茶をご紹介できれば、免疫力もアップするかと思い続けた一年でした。
来年こそ少しでも光明が見える年でありますように祈っております。
おすすめのお茶は冬至にちなんで、ほっと柚子はちみつです。
レシピ:柚子の皮を厚めにむいて千切りにし、多めのお湯で3分ほど茹でてざるにあけます。ボウルなどに果汁を絞っておき、湯を切った皮を混ぜます。これをカップにお好みの量取り分け、はちみつを入れて湯を注いで出来上がり。皮をゆでこぼすことで苦みが程よく抑えられ、柚子の香りと酸味が爽やかな飲み物が出来上がります。
大雪 たいせつ
チャイ
12月7日からは大雪です。
北の地方や日本海側、山では本格的な雪の季節となります。
花の少ないこの季節にも、雪を六花と愛でる、いにしえの人と同じように心の余裕を持ちたいものです。
いまは年中見ることができますが、本来なら今が旬の小松菜には、カルシウムと鉄が豊富に含まれています。
クセが少ない野菜なのでサラダからお浸し、煮物、スープの色味と、色々な使い方ができます。元気に冬を過ごすためにも緑黄色野菜をふんだんに食べましょう。
おすすめのお茶はチャイです。シナモンの香りは風邪(ふうじゃ)を払ってくれます。温まりながら、これから来る寒さに身も心も準備をしましょう。
小雪 しょうせつ
棗美茶そうびちゃ
11月22日は小雪。
本格的に冬支度をはじめるころとなりました。
小春日和の日々も過ぎ、カラフルな葉がまだついている木も、落ちて裸木となってしまったものもありますが、日毎に日暮れが早くなり、何もかもさみしくなります。
それを慰めるかのように、華やかなクリスマスの準備が始まる頃でもあります。
おすすめは、棗美茶。ローズとシナモンの香りになつめの甘味が加わって、心躍らせてくれるお茶です。
写真の赤いバラはHenri Martin アンリ・マルタン。1862年フランス人Jean Laffay作出。モスローズ系統のオールドローズです。
立冬 りっとう
ロイヤルブレンドティー
11月7日は立冬です。
山茶花が咲き始め、山茶花と聞くと焚き火を連想する、というように、冬支度の季節になりました。
これからのお勧めはロイヤルブレンド ティーです。ローズの花びら、ローズマリー、シナモンの組み合わせは気血の流れを良くし、経絡を通してくれる香り豊かで温まるお茶です。
写真は赤くてかわいい野ばらの実。クリスマスの飾りに良さそうなものを集めるのも、この季節の楽しみです。