今年度のあんずさんのブログは、あんずさんが幼少のころ、あんずちゃんと呼ばれていたころのお話です。
あんずちゃんの母方の祖母、おたまばあちゃんは、なんでも手作りしてしまう魔法使いのようなおばあちゃんです。
薬膳の知識も豊富で、いろいろなことを教えてくれます。
でも、小さいあんずちゃんにとっては,、お手伝いして食べることが一番です!
さて、今月は?
あんずちゃん:
おたまばあちゃん
お煮しめにしたし、煮っころがしもしたねぇ
芋煮や筑前煮ではかわりばえしないし・・・
ニョッキにしてみようかね
イタリアでは、お家でよく作るんだよ
あんずちゃん:
おたまばあちゃん:
ジャガイモで作ることが多いけれど、きょうは、サトイモで作ろうかね
サトイモは、胃腸の働きをよくして、下痢や便秘にもいい
腫れやむくみを取る働きもあるよ
ソースは、どうしようかね
クリーム?トマト?それとも・・・
あんずちゃん:
パスタソースを使ってみたい!
おたまばあちゃん:
それも楽しいね
あんずちゃんは、どれがいいかな
【里芋のニョッキ】
〈材料〉2人分
・サトイモ 200g(皮をむいて正味料)
・米粉 70ℊ
分量外に少々
・パスタソース(ゴルゴンゾーラソース、ジュノペーゼソース、エビクリームパスタソース、カニとトマトのクリームソース、ミートソースなど)
〈作り方〉
①サトイモは土を落として洗って皮をむき、4つくらいに切って茹でる。
②サトイモに竹串がすっと通るくらいの柔らかさになったら、ざるにあげて水分を切る。
③②をボールに入れてつぶし、米粉を少しずつ加えて、よくこねる。
④まとまってきたら、分量外の米粉を薄くしいて、2㎝くらいの棒状にのばして、1㎝くらいにカットする。
⑤④を一つずつフォークの裏にのせて、指で軽く押す。片側はフォークの跡でしま模様がつき、片方が指の跡にへこんでいる。
⑥大きめの鍋に湯を沸かして⑤を入れて、浮いてきたらざるにあげる。
⑦パスタソースを表示通りに湯せん等をして、お皿に⑥を載せて、好みのソースをかける。〈材料〉
〈2020年1-2月生活クラブ神奈川「えぽ」掲載〉
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おたまおばあちゃんのおしゃれな里芋のニョッキを作ってみたくなり、里芋と米粉を買いに出かけたら、秋の風物詩、石川早生が出ていました。予定変更で、きぬかつぎを作りました。千葉県の中山法華経寺参道の名物だそうですが、名前は平安時代の女性の衣装の「衣被」に由来しているようです。
皮ごと蒸すかゆでたあとに包丁で上部に切れ込みをいれ、いただくときには皮を押しだして塩や味噌で味つけしていただく料理。美味しく楽しくいただきました。
米粉も購入したので、次回はニョッキにトライしてみます。