今日、7月7日は七夕です。
旧暦だと1ヵ月遅れとなり、ちょうど立秋の頃になります。
そして、旧暦の7月は秋ですので、七夕は元来秋の行事となります。
もっとも、今年は旧暦だと五月に閏月があり、2017年の旧暦7月7日は8月28日とずいぶんとおそくなります。
いずれにしても、旧暦の7日は、ちょうど半月の頃で、織姫と彦星は半月のなか、会っていたのですね。
夏の養生は、遅寝早起き、短時間のお昼寝です。
遅寝といっても、夜更かしとは違います。
日付の変わる前、10時から11時には就寝して、朝は明るくなったら起きましょう、というものです。
ここ横浜では、この時期の日の出は4時33分。
灯火の光しかなかった時代、太陽とともに過ごしていたのですね。
さて、新暦の7月7日。梅雨たけなわの時期です。
このブログでも、ここのところ梅にまつわるお話や、エッセンシャルオイルを使って梅雨を快適に過ごす方法が続いています。
今回は、やはりこの時期に多く出回る紫蘇について。
紫蘇は、生薬「蘇葉」としてあり、赤紫蘇が使われます。
気の巡りをよくし、胃腸の働きを回復させたり、発汗を促し、冷えをとる作用などがあります。
紫蘇シロップ
<材料>
赤ジソ 300g
グラニュー糖 100g~200g(はちみつの場合80g~160gぐらい)お好みで加減する
りんご酢 350~400mL
<作り方>
①赤ジソは3回くらい水洗いして汚れを落とし、ざるにあげておく。
②鍋はホーロー、耐熱ガラス、ステンレスを使う。アルミや鉄は適しません。
水2Lを沸かして、①を入れて、葉が緑色になったら取り出して汁をこす。
③こした汁を沸かしながら、りんご酢とグラニュー糖を入れ、半量まで煮詰める。
はちみつを利用する場合は、あら熱が取れてから入れる。
*シソは日本の代表的なハーブです。食用として赤ジソ、青ジソがあり、葉以外に実も利用されてきました。昔から薬味や刺身のつまとして使われています。保存食である梅干や柴漬けの赤紫も赤ジソの色素です。防腐、殺菌効果がありますから理にかなった利用法を昔から経験の中で知っていたということです。
最近では、赤ジソのアレルギー抑制や抗酸化作用が注目され、アトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の緩和やアンチエイジングなど、注目されています。