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なんとな~く二十四節気な健康情報あれこれ

 
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神農本草経
2018-11-12

黄帝内経と同じくらい、たびたび名前が登場する「神農本草経」。

「しんのうほんぞうきょう」と読みます。

こちらは、薬学書でやはり中国最古といわれます。

 

書物として、12世紀頃に編纂されたと考えられています。

後漢から三国時代。戦乱の続く時代です。

残念ながら散逸してしまい、西暦500年頃にまとめられたものがあり、それを素に復元したものが、今に伝わるものです。

 

神農さんの薬学書という書名ですが、神農さんは、黄帝よりさらに古い4千年~5千年前の中国古代神話上の帝王。

農耕の神様であり医薬の神様とされています。

体は人、頭は牛だったとか、頭と四肢以外は透明で内臓が透けて見えたとか、逸話が伝わっています。

絵や彫刻ではしばしば角の生えている姿であらわされます。

神農さんは、人々に種をまき、作物を育てることを教え、身近な草木の薬効を調べるために自らなめて、何度も中毒をおこしたそうです。

 

この書物には、365種類の薬物が記されています。

ほとんどが植物で、少し動物、鉱物があります。

365種類の薬物は、上品、中品、下品に分けられ、それぞれ「じょうほん」「ちゅうほん」「げほん」と読みます。

上品は、120種。

長期に服用が可能なもので、元気を増す、不老長寿の薬です。

中品は、120種。

毒にもなりうる薬で、滋養強壮、虚弱、病気予防に使います。

下品は、125種。

毒が強く長期服用できません。治病薬です。

神農本草経では、薬は日々の元気を維持するものをよしとし、治療に使うものを下位においていたことがよくわかります。

 

ところで、黄帝内経には、「上工(良い医者)は未病を治す」とあります。

病気がはっきりと表れる前の段階、病気の芽のうちに治すには中品の薬を使うことになります。とすると、未病とは、病気の芽のことではないようです。

未病とは全く病気ではないときのこと。

本当の良い医者とは、病気の芽すらないときに、その人の体質から罹りやすい病気を予測して、病気にならないようにするための日常の養生薬(=上品の薬)を使って、健康なからだを保つようにしてくれる医者ということでしょうか。

 

健康な日々を過ごすためには、自分の体質や嗜好の傾向をはじめとする生活習慣をよく見つめて養生することが大切だということは、21世紀に生きる私たちへのメッセージとも受け取れますね。

 
黄帝内経
2018-11-05
中国最古の医学書として、たびたび名前がでる「黄帝内経」。
「こうていだいけい」と読みます。
TVのCMでも使われた「女性の体は7の倍数、男性の体は8の倍数の年齢で変化する」は、この書物からのフレーズです。
現在、黄帝内経は、「素問(そもん)」(基礎理論編)9巻と「霊枢(れいすう)」(実践編)9巻の計18巻が伝わり、ユネスコの世界記録遺産に登録されています。
 
黄帝内経は、紀元前3世紀、前漢(B.C.202~)の時代にまとめられたと伝えられています。
前漢は項羽と劉邦が戦って、勝った劉邦が興した国。
その頃、日本は水稲耕作が始まって弥生時代に入りました。
中国の古代史は戦乱続きです。
黄帝内経は散逸してしまいました。
唐(AD612~907)の時代の8世紀半ば、日本は奈良時代のころ、当時の知識を加えてまとめなおしましたが、それも散逸。
現在伝わるものは、宋(AD960~1279)の時代の日本では平安後期の平清盛の頃に、またまた、まとめなおされたものがもとになっています。
ところで、中国では散逸してしまった唐の時代に再編されるよりもさらに前の黄帝内経の一部が、京都の御室仁和寺に残っていることが江戸時代末期に発見されました。
もちろん印刷技術のない時代ですから写本の写本の・・・ですが、国宝になっています。
 
紀元前からの中国伝統医学をまとめた黄帝内経ですが、書名になっている黄帝は、書かれた時期からさらに遡って紀元前2510年~2448年の人で、中国を統治した五帝の最初の帝とされています。
同時に、中国医学の祖ともされています。
ここまで古いとさすがに中国といえども黄河文明の頃。
計算すると138歳のご長寿の黄帝は、当時すでに伝説の人だったでしょう。
日本はというと、縄文時代たけなわの中期から後期に移る頃です。
 
さて何が書かれているのか。
年齢に伴うからだの変化、季節の養生法、宇宙の成り立ち、陰陽について、五行について、病気についてなど、さまざまなことが書かれています。
たとえば、理論編である「素問」には・・・
 
黄帝:センセ!昔の人は100歳になっても元気にし
   たはったそうやけど、なんで今の人は50歳
   くらいで衰えはるの?
岐伯先生:そら、昔の人は貴人も庶民も自然にそっ
   て生きたはったからや。酒をがぶがぶ呑まは
   ったり、その勢いでおなごはんのところへ行
   かはったりなんて無茶苦茶はせえへんかっ
   た。
 
とこんな具合に、黄帝が先生である岐伯(きはく)に質問する形式で書かれてあります。
なかなか興味深~い本です。
 
ななかまど
2018-10-29
秋の赤い実の代表は、紅葉も美しい「ななかまど」ですね。
ななかまどは日本各地の山間部で普通に見られるバラ科の落葉高木です。
名前の由来は、7回かまどにくべても燃え残るほど堅いといわれていることから七竃(ななかまど)と名前がついたそうです。
 
このななかまどは秋になって霜にあたると、目の覚めるような赤色に紅葉し、実も赤く熟して見事です。
この実はななかまど酒として果実酒にすることができます。
ななかまどの熟した実にはタンニン、リンゴ酸、糖、ビタミンCなどの成分が含まれます。
ただし、微量のシアン化合物とソルビン酸、苦味成分も含まれていますので多量に飲むのはひかえたほうが良さそうです。
 
シアン化合物はいろいろな種や果物に微量含まれています。
一説によると実に雪が降り積もっては凍るを繰り返す…と実の中の有毒成分が減少するといわれています。
野山の鳥はななかまどの実を冬の食糧にしていますが、この事を本能的に知っていて雪をかぶった赤いななかまどの実をついばんでいると思われます。
 
ソルビン酸は食品の保存料として、蒲鉾など多くの加工食品に使われています。
厚生労働省はソルビン酸を食品添加物として認めていますが、できる事ならば体に取り込まないほうがよさそうです。
 
なお、ななかまどにはいろいろ種類があります。
オウシュウナナカマドは英名をローワンといい、日本のななかまどより実の色のオレンジ色が強く料理の添え物、ジャム、ゼリーなどにして食べるそうです。
           
また、ヨーロッパでは民間薬として下痢や痔に使われているそうです。
 
野いばら
2018-10-22

空気が澄みわたり、涼しくなって散歩やハイキングに快適な今日この頃ですね。

河原の土手をお散歩で歩いていたり、野山を軽くハイキングしたりすると道端に赤い実をつけた野いばらを見かけます。

この野いばらは野生のつる性バラで、よく見かける種類はノイバラと葉につやがあるテリハノイバラが多いようです。

まだ、木々の紅葉には早いのですが、この赤い実を見かけると秋の深まりを感じます。

 

ノイバラの実の赤い色はトマトと同じリコピンによるものです。

トマトは美味しく健康にも良い野菜ですが、ノイバラの赤い実は「営実(エイジツ)」という生薬で、かなり強い下剤になる成分が含まれています。

食べたり、お茶にしないでください。

この営実は中国最古の薬学書である『神農本草経(しんのうほんぞうきょう)』でとりあげられていますが、当時の営実と現代の赤い実の営実が同一植物であるかはさだかではないため、今はほとんど使われていません。

野いばらの赤い実は秋の風情を感じて、見て楽しむのが良さそうです。

 

 

食用にできるバラの実にはローズヒップがあります。

これは英名をドックローズといい、天然のビタミンCなどが豊富なため、病中病後や虚弱体質、疲れた時の栄養補給に、ハーブティー、ジャムなどにして美味しくいただけます。

人によっては、おなかがゆるくなることもありますので、とりすぎには注意しましょう。

 

*ローズヒップなどのハーブティーはオルタ薬局

 あんず、あんず薬局各店で取り扱っています

*『神農本草経』についてはまたの機会にお話し

 します

 

 
きのこ
2018-10-15

先週の銀杏(ぎんなん)に続き、今回も美味しいおはなし。

秋の実り、まだまだあります。

近頃は一年中出回っているきのこですが、本来は秋のお楽しみでしたよね。

たくさんのきのことベーコン、にんにく、唐辛子をバターやオリーブオイルでソテーしたもの、きのこ鍋、きのこのさっと煮、きのこのパスタ、炊き込みご飯など。

 

きのこには免疫を上げてくれるβ‐グルカンなどがたくさん含まれています。

そのため、健康食品でも良く見かけますね。

サルノコシカケ、ハタケシメジ、ハナビラタケ、アガリクス、など。

 

また、キノコには、卵、魚と並んでカルシウムの吸収や骨への定着を助けてくれるビタミンDが豊富に含まれています。

紫外線量が少なくなってくる秋冬は、体内でビタミンDが作られにくくなります。

そんな時季にうってつけの食材でもあります。

キノコ料理を楽しみながら秋から冬を元気に乗り切りましょう。

 

ときにトロ~リ、ときにシャキシャキ白きくらげ。

肌の潤いをアップして鼻やのどなどの粘膜を乾燥から守ってくれます。

薬膳スイーツでよく紹介されるのは、しっかり水に戻して、コトコト煮てトロ~リとしたデザート。毎日のお惣菜にはさっと洗ってお味噌汁に入れるとシャキシャキとした具になって便利です。

 

チュルンと美味しい、なめこ汁。

お味噌は発酵食品。

からだを温めます。

お豆腐は薬膳では涼の食品で体内にこもった熱を取ってからだを潤してくれます。

しかも消化吸収の良いタンパク質が取れます。

そしてなめこは免疫をあげます。

ねばねばで胃腸を守ってくれます。

トータルで、免疫を上げてくれることになり、風邪予防にうってつけです。

 

ね!

きのこ料理を食べたくなってきませんか?

   

   いろいろきのこのベーコン炒め

 

キノコ狩りでの事故が増えているそうです

 安全第一で山の恵みをいただきましょう

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