今日、8月28日は七十二候の天地始粛(てんちはじめてさむし)です。
ようやく夏の暑さも落ち着いてくる頃といわれていますが…
まだまだ暑い日が続きます。
西瓜、冬瓜に続き今回もウリ科の植物「苦瓜」です。
苦瓜は江戸時代に日本に伝わったといわれ九州や沖縄で栽培されてきました。
沖縄料理のゴーヤチャンプルは有名ですね。
最近では夏の暑さをしのぐため緑のカーテンとして一般家庭でも栽培されるようになりました。
「苦味」で「寒」の性質を持っていますので、余分な水分と熱を取り、夏バテ解消に役立つ、この時期にぴったりの食材といえます。
今回は血を養い、体力増強、老化防止に役立つ「甘味」で「温」の食材、まぐろとのレシピをご紹介します。
―苦瓜の胡麻和え― 4人分
〈材料〉
にがうり 中1本(200g)
にんじん 3㎝(30g)
まぐろ(水煮)缶 70g
ねりごま(白) 小さじ2
みそ、素精糖 各大さじ1
[A] 酢 大さじ2
酒 大さじ1と1/3
しょうゆ 小さじ1
〈作り方〉
① にがうりは縦半分に切って種の部分を取り、2~3㎜の厚さに切る。
② 鍋に湯を沸かし、にがうりを入れて色が鮮やかになる程度にゆでる。
③ にんじんは千切りにし、さっとゆでる。
④ まぐろは缶汁をきり、ほぐしておく。
⑤ Aを混ぜる。
⑥ にがうり、にんじん、④を⑤であえる。
お好みで松の実や白ごまなどをトッピングしても美味しいです。