明日は秋分の日。そして七十二候では雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)です。
「暑さ寒さも彼岸まで」の言葉どおり、いよいよ秋本番。
そして、「夕立や雷の季節もおしまいです。」ということです。
秋は果物がおいしい季節です。
ぶどうもその一つですね。
スーパーの果物コーナーには緑、濃い紫、赤紫、黒に近い色とたくさんの種類のぶどうが並びます。
この中でも紫系のぶどうの皮にはたくさんのアントシアニンが含まれます。
これは、抗酸化作用のあるポリフェノールの一種です。
抗酸化作用があるものは身体に取り込むと身体の酸化つまり老化を防いでくれるといわれています。
そのため、皮ごと食べる、干しぶどうにして食べる、ジュースにして飲む、赤ワインで飲むなどのとり方があります。
ちなみに赤ワインを飲む習慣のあるフランスやイタリアでは肉をたくさん食べる割に心臓疾患が少ないといわれています。
東洋医学の世界では黒いものを食べると「補腎」といって老化予防になるといわれています。
黒豆、黒ゴマ、黒米、など。昔から経験としてポリフェノールの存在が分かっていたのでしょうね。
今夜は 黒豆の煎り豆と干しぶどうをおつまみに赤ワインでも飲みましょうか。