あけましておめでとうございます。
今年も少しずつですが健康情報をお伝えしたいと思います。
本年もよろしくお願い致します。
今日から二十四節気の小寒、そして七十二候の芹乃栄(せりすなわちさかう)です。
田んぼの畔や水辺に生えるセリが良く育つ頃という意味ですが、実際のところは露地ものではまだまだ芽が出始めた頃でしょうか。
セリといえば、お浸しにしたり、牡蠣とセリを主な材料に、土鍋のふちにつけた味噌を溶きながらいただく土手鍋などを思い出しますが、春の七草のトップに出てくる野草でもあります。
そして明後日、1月7日は五節句の第一番目で、人日(じんじつ)の節句です。
七草粥を食べる習慣があります。
お粥にセリ ナズナ ゴギョウ(ハハコグサ) ハコベラ(コハコベラ)) ホトケノザ(コオニタビラコ) スズナ(カブ) スズシロ(ダイコン)の春の七草を入れて、邪気を払い新春を味わうというもの。
最近ではお正月にごちそうを食べすぎて胃腸に負担をかけすぎた罪滅ぼし?に、「胃に優しいものを食べましょう」ということでしょう。
但し、地方によってずいぶん中に入れるものは違うようです。
東北以北では雪に覆われているところが多いですものね。
お粥は消化、吸収が良く、まだ胃が十分に目覚めていない、朝に食べるにはぴったりの食べ物です。
コトコトと静かに炊くのがよいのでしょうが、忙しい朝なら圧力鍋を使うのも一つの方法です。
季節に合った具を入れたお粥生活、始めてみませんか。
次回は小豆粥の作り方をご紹介しましょう。