今日から処暑。そして七十二候の綿柎開(わたのはなしべひらく)です。
ここのところずっと胃腸をいたわる話が続いています。
漢方の世界ではそれほど胃腸が大切だということです。
そして、特に暑さと湿度の高い日本では胃腸の調子を整えることが大切になってきます。
冷たいものを食べすぎたり、おなかを出して寝てしまったり、夏風邪を引いて下痢をしてしまったり・・。
そんな時には、漢方薬の藿香正気散(かっこうしょうきさん)がお勧めです。
ぜひ、常備しておきましょう。
また、胃の不調が長引くとせっかく涼しくなっても体がだるくて元気が出ない、
やる気も出ない・・・といったことになってしまいます。
胃腸の調子を整える「山薬(さんやく)」(長芋)は、漢方の大切な生薬です。
胃腸を整え食欲不振を改善し、潤いや元気をつけてくれます。
とろろにして、千切りにして梅おかか和えで、お漬物にして、お味噌汁の具に、
チーズと長芋のオーブン焼きにして、牛肉やきのことバター醤油炒めにして・・・
などなど
いろいろな食べ方ができますよ。
ぜひ、早めの対策を!