一昨日、17日は蓮根の日でした。
レンコンはハスの地下茎です。
穴が開いていて「先の見通しがきく」ことから、おせち料理などの縁起物として使われてきました。
体の中の熱を冷ますことで、体の渇きを潤します。肺の働きを高めて、喉の渇きや痛み、咳、痰などの改善に良いでしょう。
また、レンコンに含まれるタンニンには強い収れん作用があり、止血に優れた効果を発揮するので、昔は結核の喀血に対しても使われました。
ハスの実は、中国では滋養強壮食品として有名です。
「蓮子(れんし)」とよばれ、心を落ち着かせて安眠に役立つほか、疲労回復にも効果的です。
気力を充実させ、胃腸を強くするので下痢症状の改善にも良いでしょう。
ハスの実に砂糖をまぶした甘納豆のようなものやハスの実をすりつぶして餡にした月餅なども食べられています。
また、水で戻したものをカレーやスープに入れても美味しくいただけます。
今日は、炊飯器で簡単に作れるレシピをご紹介します。
ハスの実とハト麦のご飯
〈材料〉 (4人分)
・米 2カップ
・ハト麦 大さじ2
・ハスの実 12個~13個
〈作り方〉
①ハスの実とハト麦を合わせ、ひたひたの水に
半日以上ひたし、ざるにあげて水切りをする。
②米は研ぎ洗いし、ざるにあげて30分おく。
③炊飯器に①と②、水カップ2強(約440ml)を
入れて軽く混ぜ、炊く。