今日から新年度が始まりました。
お知らせしました通り、新年度を迎えてリニューアルして出発します。
今回は「なんとな~く+(プラス)」の第一弾です。
あんず薬局で20年仕事をしている薬剤師のつぶやきです。
新型コロナウイルス(covid-19)が蔓延していて、学校や公共施設の閉鎖や外出自粛など、大人も子どもも右往左往の新年度となりました。
もちろん皆様は、こまめな手洗い、うがいを励行し、換気などに気をつけ、三密(密閉空間、密集、密接)をさけておられることと思います。
また、このウイルスは腸内でも生き延びる可能性があるとのこと。
トイレではウイルスの飛び散りを避けるためにふたを閉めてから流しましょう。
自身が感染しても、まったく症状が出ないうちに人に感染させてしまうことがあると思うと、どうしていいかわからなくなり、不安に襲われる方もあるかと思います。
本当に厄介なコロナ君ですね。
ただ、不安が高じると免疫が下がり、感染を招きやすくなります。
不要に恐れて下を向いていると、内臓全てが縮こまって血流が悪くなり、酸素の取り込みも減ってしまいます。
そうなると免疫力が落ちてしまうので、首をすくめつつも、きれいな空気のところでは深呼吸をして、治療法が確立する日まで、しっかり寝て、バランスよく食べて、ほどほどに運動するという基本的な生活を送ることが大切です。
人の少ない戸外でのお散歩、電話での会話やメールでのおしゃべり、テレビでの映画鑑賞、ツンドクされていた本の読書、普段できないお掃除や手仕事、庭仕事などは感染の危険はありません。
少しでも日頃できない楽しみを見つけて過ごしましょう。
そうはいっても、テレワークをしながら、退屈する子どもたちの面倒を見て、お昼ごはんの用意までしなくてはいけない・・・と、お楽しみどころではない方もたくさんいらっしゃることでしょう。
そのような方を含めて、あんず薬局としてご提案できることがたくさんあります。
香りのスプレーを作って、お部屋の空間をリフレッシュさせたり、ハーブティーを楽しむのもいいですね。
ドクダミやヨモギ、スイカズラの蕾(金銀花)などを煮立て、お部屋で蒸気浴をすることもできます。
呼吸器を潤す、白きくらげや百合根などの薬膳材料、健康補助食品もあります。
漢方薬には外邪(外からの邪気のことで、細菌やウイルス、気温の変化など)に影響を受けやすい方向けの予防的に使えるものもあります。
感染には気をつけながらも、不安になりすぎずに日々、工夫して過ごしましょう。
私たちも、漢方薬を上手に使いながら自分自身が感染しないように、また、感染させないように気をつけながら、ご提案を続けられたらと思っています。