9月23日は秋分の日です。
体感的にはまさに秋!という季節ですが、10月に入ると(正確には10月8日の寒露から11月6日、つまり立冬の前日まで)早くも晩秋となります。
そして、いよいよ本格的な乾燥の時季となります。
秋はからだのエネルギーや潤いをしっかりと体内に貯める季節です。
ところが、夏の間に汗をかきすぎてからだの潤いや体力を必要以上に失っていると外気の乾燥とともにからだが乾きすぎていつも潤っていることが必要な肺(呼吸器)や皮膚、大腸などが傷つきやすくなります。
そのため、のどの乾燥や空咳が起こったり、喘息の発作やアトピー性皮膚炎、便秘などの原因になることがあります。
また、日照時間が短くなって落葉の頃となり、寂しい感情とともにうつ症状を引き起こすこともあります。
日中に適度の陽光を浴び、潤いが多いスープや旬のものをしっかり取りましょう。
過労や睡眠不足を避け、気温の変化に応じて寒くなったら上着を羽織るなど、きちんと対策をとりましょう。
おすすめの食材はエネルギーを補充し、冬に備えるものとからだを潤わせるもの
鶏卵、チーズ、うるち米、もち米、さつまいも、じゃがいも、かぼちゃ、山芋、にんじん、春菊、ゆり根、白きくらげ、はちみつ、くるみ、ピーナツ、なつめ、梨、りんご、みかんなど