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あんず薬局の取扱商品

営業案内

営業時間/10:00~18:00

定休日/日曜、第2土曜、祝日

  •  
  • 体質チェック
  • 健康機器測定
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東戸塚店

 

東戸塚店

東戸塚店
 
 
 
あんず薬局
東戸塚店
 
神奈川県横浜市戸塚区川上町574
 
〈TEL〉 
045-382-9033
 
〈FAX〉 
045-382-9034
 
〈営業時間〉
10:00~18:00
 
〈定休日〉日曜日・祝日・第二土曜日 
※駐車場 1台分あります。
※JR横須賀線 東戸塚駅 西口より徒歩10分
 
 
 

東戸塚店地図

東戸塚店地図
 
        
 

駐車場のご案内

駐車場のご案内
 

予約漢方相談のお知らせ

予約漢方相談のお知らせ
 
漢方相談のご予約を承ります。
ご予約いただくとお待たせしたり、途中で中断することなく
じっくりとご相談ができます。(従来通り予約なしのご相談もお受けしております。)
 
日時:11時~14時
    10月  9日(水)
     22日(火)
        11月11日(月)
             22日(金)
 
お一人様初回40分、2回目からは20分程度
料金:相談料3千円
(相談当日お薬その他3千円以上ご購入の場合は相談料無料)
※煎じ薬の場合は後日お渡し又は発送となります。
 
ご予約はお電話で承っております。ご希望日の2日前までにお電話ください。
 
 

秋の養生フェアのお知らせ

秋の養生フェアのお知らせ
 
 
秋の養生フェア 「健康講座月間」 10/5(土)~31(木)
 
10月は様々な健康講座を開催します。
漢方講座では日頃から気になっている症状やお悩みを薬剤師が漢方的視点からお話しします。
はじめての方でも楽しく学べるミニ講座にもぜひご参加ください!
ご来店プレゼントを用意して皆さまのご来店お待ちしております。
フェア価格のお得な商品もご用意しています。
 

10月のミニ講座

10月のミニ講座
 
 
漢方講座(ご予約はお電話で!045-382-9033)
 
❶生理が楽になる話
 
生理痛や月経不順など生理トラブルは体の不調のサインです。毎月の生理を快適にむかえられるよう、体質にあわせ対策し改善していきましょう。
 
開催日:土曜開催 10/5(土)、10/19(土)、10/26(土)
時   間 :一日2回 ①11:00~ ②14:00~ 
所要時間:20分 
参 加 費:550円(税込)おみやげつき
*1組2名様までのご予約でお願いいたします。
 
 
 
❷へバーデン結節など手指トラブルの話
    ~美しい指を保つために~
 
指の第一関節が腫れている、痛みや違和感でお悩みではありませんか?漢方からのアプローチ方法のお話をします。
 
開催期間:10/7(月)~10/11(金)
時   間 :一日2回 ①11:00~ ②14:00~ 
所要時間:20分 
参 加 費:550円(税込)おみやげつき
*1組2名様までのご予約でお願いいたします。
 
 
 
❸漢方の常備薬~感染症に備えて~
 
風邪など、感染症のときに使える漢方薬はたくさんあります。悪寒、のどの痛み、鼻水、咳、発熱など、初期症状によって漢方薬を選べばこじらせることなく回復することができます。家庭の常備薬としてもっておくと役に立つ、症状にあったお薬のお話をします。
 
開催期間:10/21(月)~10/25(金)
時   間 :一日2回 ①11:00~ ②14:00~ 
所要時間:20分 
参 加 費:550円(税込)おみやげつき
*1組2名様までのご予約でお願いいたします。
 
 
 
毎日開催!ミニ講座
(ご予約はお電話で!045-382-9033)
 
 
❹薬草と天然塩の入浴剤作り
 
よもぎ、どくだみ、ラベンダー、ローズなど和洋のドライハーブと天然塩で入浴剤を作ります。自然の香りに癒されます♪
 
開催期間:毎日開催 10/5(土)~10/31(木)
時  間 :11:00~17:00 お好きな時間帯でご予約ください
所要時間:20分 
参 加 費:550円(税込)2袋お持ち帰り
*1組2名様まででお願いしております。
 
 
 
 
❺簡単セルフケア♪
 顔のつぼ押し講座
 
顔にはたくさんのつぼがあります。セルフケアに使えるつぼを覚えましょう!
ベリテ自然派化粧品のミニセット付き
 
開催期間:毎日開催 10/5(土)~31(木)
時  間 :11:00~17:00 お好きな時間帯でご予約ください
所要時間:20分 
参 加 費:550円(税込)
*1組2名様まででお願いしております。
 
 
 

漢方薬

漢方薬
 
清暑益気湯(せいしょえっきとう)、生脈散(しょうみゃくさん)[医薬品]

 

暑さのきびしい季節の漢方薬

 

清暑益気湯は蒸し暑くて体がつらいとき、暑気あたり、熱中症や熱中症予防に使います。胃腸を元気にして体の余分な水分を除きながら、必要な潤いを与えてくれます。余分な熱を取る働きもあるので蒸し暑い夏におすすめの漢方薬です。体調不良の回復を助けたり、蒸し暑いところへ行くときに飲んでおくと予防にもなります。

 

生脈散は体に必要な水分の消耗を防ぎ、弱くなった脈を元気にする効果があります。体の水分不足や、元気がなくなって不調がおこったときはもちろん、体質にあっていれば予防薬として毎日飲むことができます。特に体の水分とエネルギーが減っている年配の方には脱水予防としておすすめします。

 

これらの漢方薬がご自身に合うかどうか心配な方はあんず薬局にご相談ください。

 

 
玉屏風散(ぎょくへいふうさん)[医薬品]

 

風邪をひきやすい方の予防薬としてよく使われます

 

皮膚の表面には衛気(えき)といわれる気が流れ、体表をしっかりガードしています。衛気が不足すると汗をかきやすくなるほか、風邪をひきやすかったり、また、なかなか治らずに長引いたりします。温度変化でくしゃみ、鼻水などの過敏症状も表れてきます。

 

玉屏風散はその衛気が不足している状態に適しているお薬です。外からの邪気を体表面で食い止める力が虚弱になってしまった方におすすめします。

 

 
生薬製剤二号方[医薬品]

 頭痛、肩こり、めまい、動悸に

 

生薬製剤二号方は,漢方でいわれる血の巡りが悪く滞っている「瘀血・血滞」を改善するものです。中年以降または血圧が高く、頭痛、頭重、肩こり、めまい、動悸などの症状のある方の血行を改善し、効果をもたらします。

 

気になる症状のある方は薬剤師にご相談ください。お客様に適した漢方薬をご提案いたします。

 

 
飲む目薬 杞菊妙見丸 (こぎくみょうけんがん) [医薬品]

 

視力低下・疲れ目に

 

年齢を重ねるとともに、かすみ目、疲れ目、視力低下などの目のトラブルや、のぼせ、ほてり、めまい、頭重、頻尿、疲れやすさなど、いろいろな症状が表れます。

このような症状を中医学では、肝腎陰虚といい、五臓(肝心脾肺腎)のうちの肝と腎が低下した状態と考えます。

杞菊妙見丸は肝と腎との潤い(陰)を補う六味地黄丸という漢方薬をベースに、目に良い枸杞子と菊花を加えたもので、健康で快適な生活を送るために長く服用できる漢方薬です。

 

 

 
当帰養血精(とうきようけっせい) 婦人宝(ふじんほう) [医薬品]

 

女性におすすめの漢方薬

 

中医学では、気血津液(きけつしんえき)が体をくまなく巡っていることで、健康な状態が保たれると考えます。気はエネルギー、血は血液および栄養分で、血が不足すると手足の冷え、皮膚や髪につやがなくなる、疲れやすいなどの症状が表れます。特に女性の場合は、生理にかかわり、「からだ」全体の不調につながります。

婦人宝は、この血を補う漢方薬です。

特に多く含まれる婦人科領域の主薬である当帰を中心にできている甘さ控えめシロップタイプの漢方薬です。

夏の冷房がつらい方、冬の寒さが苦手な方にお薦めです

 

 
独活寄生丸(どっかつきせいがん) [医薬品]

腰や手足の痛み、関節痛下肢のしびれでお困りの方漢方薬です。

 

寒さや雨で痛みが出る方には一番最初にオススメなお薬ですが、激しい運動での腰痛にも使えます。

関節リウマチ、坐骨神経痛、椎間板ヘルニアにも使われています。

 

 
牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)[医薬品]

足腰が重だるくむくみ、しびれ、、排尿トラブル(頻尿や排尿困難)に使われる漢方薬です。

動かすと痛むけど休むと楽、手足が冷たくて痛いなど、冷えると足腰が痛むタイプに適しています。

このお薬は老化に伴う筋骨の衰えや、過労で気(エネルギー)や血(栄養)が不足したり、気血の流れが悪くなって出た痛みやしびれを改善させます。

胃の弱い方は香砂六君子湯を一緒に飲んでください。

 

 

東戸塚・緑園・日限山デポー健康相談のお知らせ

東戸塚・緑園・日限山デポー健康相談のお知らせ
 

薬用植物のはなし

薬用植物のはなし
 
麦門冬(バクモンドウ)
麦門冬はユリ科の多年草ジャノヒゲの根の膨大部を乾燥したものです。葉の形から蛇のヒゲあるいは竜のヒゲとも呼ばれています。日本、東アジアに広く分布し、山林に自生しています。日かげでもよく育ち、道端の斜面に生えたり、公園の花壇や庭の垣根沿いに植えられていることもあります。
鎮咳、止渇、去痰、粘膜を潤すなどの作用があり、漢方薬では麦門冬湯、竹筎温胆湯、温経湯、生脈散、清肺湯などに配合されています。
 
 
蘇葉(ソヨウ)
蘇葉は古くから日本でも栽培されているシソの葉のことで、青シソと赤シソがあり、漢方薬に使われるのは主に赤シソです。赤シソは梅干しやシバ漬けなどの漬物の風味付けや着色につかわれます。蘇葉には発汗解毒作用や胃液の分泌促進作用、気のめぐりをよくして気分を爽快にする作用などがあり、漢方薬では胃腸症状を伴う感冒、夏カゼなどに使用される藿香カッコウ)正気散や香蘇散、ストレスや緊張による胸のつかえ、腹満・嘔吐などの胃腸症状や咳などの呼吸症状に用いられる半夏厚朴湯に含まれています。
 
厚朴(コウボク)
厚朴は日本固有の落葉高木のホオノキの樹皮を乾燥したものです。ホオノキの葉は大きく長さ30~40㎝あり、花は初夏に咲き、芳香を放ちます。大きな葉は朴葉味噌や朴葉寿司に使われ、幹は下駄や彫刻材、版木などに使われています。生薬の厚朴には体に滞っている湿を除き、上がってしまった気を下げて巡らせる働きがあります。腹部膨満感や嘔吐、むかつき、便秘、下痢、咳などの症状に使われます。半夏厚朴湯、柴朴湯、胃苓湯、平胃散などに使われています。
 
 
 
枇杷葉(ビワヨウ)
初夏に青果コーナーで目にするビワの実。バラ科の常緑樹です。薬用では葉の裏側の毛を取り除き、乾燥させたものを使います。生薬名を枇杷葉(ビワヨウ)といいます。咳や痰を鎮めたり、吐き気や炎症を鎮めたりします。漢方薬では辛夷清肺湯や甘露飲に配合されています。民間薬としては、あせもや、湿疹などにお風呂に入れて使われています。
 
 
 
竜胆(リュウタン)
竜胆と書いてリンドウとも読み、花は青紫で8月から11月に咲く秋の花の一つで、山地や草原などでよく目にします。生薬となるのはその根や根茎を乾燥したものです。苦みが非常に強く熊胆(熊の胆汁より作られる)よりも苦いので竜胆と名付けられたといわれます。清熱燥湿の作用があり苦味健胃薬としても使われます。漢方薬の疎経活血湯、立効散、竜胆瀉肝湯などの構成生薬となっています。
 
ヨクイニン
ヨクイニンはイネ科のハトムギの種から硬い皮を除いて乾燥させた生薬です。神農本草経(中国最古の薬物学書)にも載っているほど古くから使われていました。水分代謝を促し老廃物を排出させるので、関節痛、神経痛、むくみ、化膿などに使われてます。また肌荒れやイボにも効果があります。
お腹にも優しく、お腹が弱く下痢気味の時の参苓百朮散や関節の痛みの時のヨクイニン湯などに配合されています。単独でイボ取りとしても使われています。梅雨時など湿気の多い時期は、はと麦入りご飯がお勧めです。
 
 
山茱萸(サンシュユ)
山茱萸はミズキ科の落葉小高木で早春に黄色い小花を咲かせ、秋には赤い実をつけることから観賞用に、庭木などとしてよく植えられている植物です。春に黄色の小花をつけることから「春黄金花(はるこがねばな)」、秋に赤く熟した実をつけることから「秋珊瑚(あきさんご)」などの別名があります。
生薬には成熟した果実を熱湯に通して半乾きにしてから種子を抜き出し、果肉だけにしてから日干ししたものを用います。
頻尿、足腰の痛みや疲労などに使われます。漢方薬では八味地黄丸、牛車腎気丸、杞菊地黄丸などに入っています。
 
 
木通(モクツウ)
森の木に絡みついている熟したアケビの実を食べたことのある方もいるでしょう。一般にぱっくりと割れた実の中にあるねっとりした果肉を種を出しつつそのまま食べます。果実を包んでいる皮の部分や新芽も肉詰めやおひたしなどに調理することで食用にする地方もあります。
つる性の茎は消炎、利尿、清熱、通経作用などがあり、膀胱炎、排尿障害、浮腫、尿道炎、月経不順などに用います。漢方薬では竜胆瀉肝湯、五淋散、、通導散に配合されています。
 
 
山査子(サンザシ)
山査子は中国原産のバラ科の落葉低木です。江戸時代に薬用の樹木として渡来しました。
5月~6月に白い花が咲き8月~10月に直径2㎝ほどの赤い実がなります。その実を乾燥させたものが生薬のサンザシになります。(中の種を抜いたものをサンザニクと呼びます。)薬効は、消化不良の改善で特に肉の消化を助け、血液の滞りも改善すると言われています。消化不良、胃もたれ、下痢、腹痛、月経不順などに用いられます。
加味平胃散、啓脾湯に配合されています。
 
 
決明子(けつめいし)
決明子はマメ科のエビスグサの成熟種子で、「目を開く」薬効から名づけられたといわれています。
眼の赤み、腫れ、痛みなどの症状、眼科常用の植物として有名です。
また、熱を冷まし、腸を潤すことから便秘にもよく用いられます。
漢方薬の生薬としては、洗肝明目湯に配合されています。
民間では、「ハブ茶」と称し整腸や通便の健康茶として利用されています。
 
 
 
 
杏仁(キョウニン)
アンズは英語ではアプリコットと言い古い栽培果樹の一つです。日本への渡来も古いのですがその時代ははっきりしません。成熟した果肉は生食またはジャム、ドライフルーツなどにします。固い核の中にある柔らかい部分を杏仁と呼び生薬として利用されます。鎮咳・去痰作用があり麻黄湯や麻杏甘石湯・五虎湯の構成生薬となっています。また豊富な脂肪酸を含み乾燥性の便秘にも潤腸通便薬として潤腸湯・麻子仁丸の構成生薬になっています。ただし、杏仁には青酸配糖体が含まれ、大量摂取は健康被害を起こすこともあり注意が必要です。
 
 
ドクダミ(十薬)
ドクダミは東アジアから南アジアにかけて広く分布する多年生の草本で、日本では道端や庭に群生し、ここ横浜では梅雨入り前後に花をさかせます。古くから中国ではギョセイソウと呼ばれ外用薬として使われていました。日本では江戸時代からジュウヤクと呼ばれ毒消しの薬として使われてきました。現在は清熱解毒、排膿などの薬能から慢性の吹き出物などに用いられる漢方薬の五物解毒散に使われています。そのほか民間薬でも多用されています。独特なニオイは熱や乾燥で消えるので薬草茶として飲用されたり健康補助食品に使われたりしています。近年の研究で消臭や抗糖化などの作用も報告されています。まだまだ可能性を秘めた植物です。
 
 
茴香(ウイキョウ)
ウイキョウはセリ科の多年草の植物で初夏に黄色い小花を多数付けます。薬用部位は果実で、9月から10月に緑色の果実が黄緑色に熟したころ採取します。採取した果実は、天日乾燥するか、風通しの良い日かげで速やかに乾燥して種子を生薬として用います。
健胃、鎮痛、駆風作用などがあり、腹痛や、嘔吐、胃痛などに用います。
安中散、安中散加茯苓、丁香柿蒂湯などの漢方薬に使われています。
薬用の他に、ハーブティー、香辛料、五香粉、カレースパイスなどフェンネルの名前で使われています。
一般にウイキョウというとショウウイキョウ(小茴香)をさしますが、ダイウイキョウ(大茴香)ともいわれる八角(スターアニス)と区別して呼ぶこともあります。五香紛には茴香、大茴香のどちらも使われています。
 
 
芍薬(シャクヤク)
立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花と美人を形容する言葉がありますが、芍薬も牡丹も百合もそれぞれ生薬として漢方薬に使われてきました。今回は芍薬についてです。生薬の芍薬はボタン科シャクヤクの根の外皮をとりのぞいて乾燥したものです。益気・補血薬として用いられ月経不順・生理痛・冷え症などに使われてきました。当帰芍薬散や加味逍遙散、芎帰膠艾湯、十全大補湯など多くの漢方薬に使われています。また鎮痛鎮静・筋弛緩・抗けいれん作用もあり芍薬甘草湯は足がつる時などによく用られています。
 
 
牡丹皮(ボタンピ)
牡丹は4月になると白や紅色など華やかな花を咲かせる落葉低木です。8世紀に中国から薬用植物として渡来しました。その後、観賞用の植物として改良されました。牡丹の根の皮を乾燥させると牡丹皮(ボタンピ)という生薬になります。血流の改善や炎症の鎮静、熱を下げる効果があります。月経痛、頭痛、腰痛などに使われます。加味逍遙散、芎帰調血飲第一加減、桂枝茯苓丸、六味丸,八味丸、など多くの漢方薬に使われています。
 
 
辛夷(しんい)
早春に白い花を咲かせるコブシ。昔はコブシが咲くころに田植えを始めたことから田打ち桜(たうちざくら)、田植え桜(たうえざくら)、種まき桜などとも言われていました。
開花前のつぼみを乾燥したものを生薬では辛夷(しんい)と呼びます。鎮静、鎮痛作用があるので、頭痛、頭重などの改善に用いられています。漢方薬では辛夷清肺湯、葛根湯加川芎辛夷などに配合されています。
 
 
艾葉(がいよう)
艾葉(がいよう)とはヨモギの葉のことです。ヨモギの葉は春になると道の傍らに芽吹いてくる野草です。若葉を使って作られた草餅は春の訪れを感じさせてくれます。干した葉は入浴剤代わりにしたり、ヨモギ枕にしたりいろいろな楽しみができます。ヨモギの葉の裏の絨毛はお灸の材料であるもぐさになります。生薬としては冷えをとる働きと止血作用があり、芎帰膠艾湯の構成生薬となっています。
 
 
百合(びゃくごう)
おせちや茶わん蒸しの具として使われるゆり根はでんぷん、タンパク質、脂質などの栄養を含み食物繊維も豊富です。からだを潤す薬膳材料としてつかわれています。
ゆり根を蒸して乾燥させると生薬の百合(びゃくごう)となります。百合は肺の乾燥からおこる咳や発熱の後の不眠や動悸などの改善に用いられます。漢方薬としは鼻炎や咳でよく使われる辛夷清肺湯に配合されています。
 
 
山薬(サンヤク)
山薬はヤマノイモ科のつる性多年草のヤマイモまたはナガイモの周皮を取り除いた根茎を乾燥したものです。
健胃、滋養強壮などの作用があり、胃腸虚弱、食欲不振、下痢、頻尿、夜尿、体力低下などの改善に用いられます。
漢方薬では、八味地黄丸、牛車腎気丸、参苓白朮散、啓脾湯などに配合されています。
 
 
桂皮(ケイヒ)
alberto mossottoによるPixabayからの画像
桂皮は常緑のクスノキ科のシナニッケイの幹の皮の下のコルク層を乾燥させたので、発散・発汗作用、健胃作用があります。香辛料のシナモンやニッキと似た香りがしますが、シナモンはセイロンニッケイの幹の皮の下のコルク層を乾燥しものであり、ニッキは日本にわたってきたシナニケイの根を乾燥させたものです。微妙な香りの違いはありますが共通した香り成分もあり、体に対する作用も同様なものがあります。漢方薬では桂枝湯、葛根湯、桂枝茯苓丸ほか多くの漢方薬に使われています。
 
 
桔梗(キキョウ)
秋の七草として知られている桔梗は東アジアに広く分布する多年生草本です。昔から日本では草原に自生していましたが今は絶滅が危惧されています。園芸用に品種改良されたものは盛んに栽培されています。桔梗の根を水洗いして細根を取って乾燥させると生薬の桔梗根になります。鎮咳去痰作用や排膿消腫などの薬効があり、咳、たん、胸部不快感、咽頭痛、声がれ、上気道炎などに用いられます。漢方薬では桔梗湯、荊芥連翹湯、五積散、十味敗毒湯、参蘇飲、清肺湯、竹温胆湯、排膿散及湯、防風通聖散などに使われています。
 
 
車前子(しゃぜんし)
道端や公園などを歩いているとよく目にするオオバコ。和名は「大葉子」。大きな葉を持つためともいわれています。
秋頃に成熟した花穂を風選して集めた種子が車前子といわれ生薬として漢方薬となっています。
清熱、消炎、利尿、止瀉などの効能があり、漢方薬では清心蓮子飲、牛車腎気丸、竜胆瀉肝湯などに配合されています。
 
 
藿香(かっこう)
藿香は、熱帯アジアで産出されるシソ科の多年草であるパチュリの葉や茎を乾燥させたもので、漢方薬の構成生薬とし利用されています。代表的なものに藿香正気散があります。藿香正気散は暑さや湿度によって胃腸の働きが落ちた時に起こる腹痛・下痢・吐き気などの急性胃腸炎に用いられます。
またパチュリの香りは精油としてアロマコロジーにも用いられています。ウッディかつ東洋的で墨汁のような香りとも例えられ、気持ちを穏やかにたいときにおすすめです。また、揮発しにくい性質から、香りを長くとどめるための保留剤や他の香りを引き出すためにブレンドして用いられています。
 
 
烏梅
2~3月に花を咲かせた梅は6月に実をつけます。店先に梅の実が出始めたら「梅仕事」の季節です。梅酒、梅ジュース、梅干しなど昔からいろいろ作られています。
梅は奈良時代以前に中国から入ってきました。花は香りとともに愛でられ、万葉集には桜よりも多く詠まれ、また日本最古の医学書(平安時代)には、梅干しは薬として使われていたことが記されています。梅はクエン酸やミネラルを豊富に含んで含んでおり、今でも疲労回復や食中毒予防に使われています。
青梅を燻製して乾燥させると「烏梅」(うばい)という漢方薬(生薬*1)になります。収渋薬に分類され、出すぎる汗や咳など体から漏れ出るものを止める作用を持ちます。酸味が強く、下痢止めや咳止め、のどの渇きなどに効果があります。一般的な漢方方剤*2にはあまり使われていませんが、夏の暑さに弱い方、気になる方は、是非、薬剤師にご相談ください。
 
*1生薬:植物・鉱物・動物といった自然由来の薬効成分を含む物質を服用しやすくするために、切断する、破砕する、煎じる、蒸す、乾燥させるなど調製しながら使う伝統薬
*2漢方方剤:複数の生薬の組み合わせたもの
 
 
陳皮
陳皮はウンシュウみかんの成熟外皮を陰干しして乾燥させたものです。収穫して1年以上経ったものが生薬として使われています。「陳」という漢字は古いという意味を持ち、古いほど色が濃く、香りも強く、よいものとされています。
芳香で気を巡らし、胃もたれ、食欲不振、風邪の咳止めなどにも使われています。漢方薬では六君子湯、補中益気湯、香蘇散などに配合されています。
 
 
大棗
なつめ(棗)はあんず薬局でも人気の食材です。そのまま食べても料理に加えても自然な甘みでおいしいものです。中国には、1日に3粒のなつめを食べると老いない、ということわざがあるくらいなじみ深いものです。大棗(たいそう)の名称で生薬として漢方薬にも使われています。大棗には脾胃の「気」を補い食欲不振を改善したり、「血(けつ)」を補い不眠や不安感を改善する働きがあります。漢方薬の六君子湯や甘麦大棗湯の構成生薬となっています。
 
 
3月3日は「ひな祭り」別名「桃の節句」です。 旧暦だと1ヵ月遅れで行われます。今回はこれにちなんで桃についてご紹介します。
桃は春に白やピンクの花を咲かせ、6月には実を結びます。
生薬として使うのは実の中の大きな種のようなもの(核と呼びます)の中にあるアーモンドのような形をした種子を乾燥させたものです。
「桃仁」トウニンと呼びます。桃仁には血の巡りをよくしたり腸を潤して便通を改善させる効果があります。
生理痛、月経不順などのトラブル改善の生薬の一つとして芎帰調血飲第一加減、桂枝茯苓丸、桃核承気湯などに、また便秘改善の薬の潤腸湯に入っています。
桃の葉には消炎や抗菌の効果があるタンニンやフラボンが多く含まれているので、昔から乾燥させてあせもの時の入浴剤として民間療法としても使われています。
 
 
生姜
身近にある薬用植物、今回は生姜(ショウガ)です。生薬としての生姜は、生の状態から乾燥させたものをショウキョウ(生姜)と呼び、湯通しまたは蒸したあとに乾燥させたものを乾姜(カンキョウ)として区別します。
ショウキョウは健胃作用や発散発汗作用などがあり、漢方薬では葛根湯や柴胡桂枝湯に配合されています。乾姜は体を温める効果がより強力で、漢方薬では大建中湯、小青竜湯などに配合されています。
 
 
山梔子
身近にある植物で薬用として利用されているものを紹介していこうと思います。第1回目はクチナシの実です。
お正月のお節料理に栗きんとんがあります。鮮やかな黄色から黄金に見立てられ、財産や富、金運を得る縁起物とされています。黄色の色はサツマイモを煮るときに一緒にクチナシの実を入れることで得られます。クチナシの実は山梔子(サンシシ)といわれ生薬として漢方薬となっています。山梔子には消炎、清熱、精神安定作用があり、加味逍遥散、黄連解毒湯などの構成生薬となっています。
 

東戸塚店メンバーおススメの化粧品

東戸塚店メンバーおススメの化粧品
 
オールライトサンスクリーンクリーム SPF18 PA+
日焼けやシミの原因や肌の老化を加速させる紫外線。曇りの日もガラス窓を通して降り注いできます。
 
ファンデーションはつけなくても日焼け止めは毎日つけたいですね。
この日焼け止めは、軽くなめらかでストレスなくつけられます。
 
 
紫外線吸収剤不使用石鹸で落とせるところも気に入っています。
 
アロマスタッフ
 
 
朝摘みバラ水
優しいバラの香りに癒されます。
スプレータイプなので、シュッ、シュッ、シュッとプッシュするだけで顔や首などに直接吹きかけられ使いやすいです。
顔になじませて少しおくと肌の表面はサラサラ、お気に入りです!
薬剤師 K
 
ハーブシャンプー
粉末のシャンプーです。
お湯で溶かして頭皮をマッサージするように髪になじませます。
泡立たないので流しやすく、リンスをしていないのにごわついたりせず、時短できるのがお気に入りの理由です。 
アロマスタッフ S
 
ベーシックオイル
マスク生活で荒れがちな弱った肌にはクレンジングも保湿もできるベーシックオイル!
オイルクレンジングは刺激が少なく、同時に保湿もしているので肌に優しくおススメです! 
アロマスタッフ K
 
エステローション
漢方薬局ならでは!ほんのり和漢素材の香りのするローションです。
このローションのおかげで肌の乾燥が気にならなくなりました。
そしてこの香り、とっても心を落ち着かせてくれます。 
薬剤師 S
 
ファンデーション
二層に分かれたファンデーションは乳化剤(合成界面活性剤)無添加の証拠。
水層にはネロリ水、バラ水が配合され、肌を整え、潤いを与えてくれます。
以前、別のファンデーションを使っていたときは「余計なものをのせている」感覚がありましたが、これを使い始めてからは安心感も大きくなり、花粉症の時期の肌荒れがなくなりました。 
薬剤師 K
 
スペシャルオイルO2
紫根のエキスが入った赤いオイルです。
日焼け前に、つまり今の季節は毎日、そして日焼けして赤くなってしまった時にはタップリめに塗ってクーリングすると早く落ち着くように思います。
紫外線の季節の必需品です。
薬剤師 U
 
マリーンジェル
おすすめの使い方はお休み前のひと手間。マリーンジェル適量をお肌に伸ばし、丁寧にパッティングして浸透させます。
翌朝、ぬるま湯で洗い流せばいつもと違うハリを実感できるはず!
アロマスタッフ K
 

スタッフからのおすすめ

スタッフからのおすすめ
 
ローズヒップティー&マヌカハニー
ローズヒップティ60g548円(税込み) マヌカハニーMGO100+ 50g972円(税込み)
ローズヒップティ-&マヌカハニー」はいかがですか?
温かいローズヒップティーは体をあたため、豊富なビタミンやミネラルを手軽に補給できます。
リコピン、カルシウム、ビタミンCの他、カリウム、マンガン、カロテン、鉄などが含まれます。
酸味があるのでハチミツをいれるとより飲みやすく、ハチミツをマヌカハニーにすれば、天然の抗菌成分(食物メチルグリオキサール)をとることができ、美味しさと健康維持で一石二鳥!この時期の体調管理にピッタリなローズヒップティとマヌカハニーをお試しください。
 
*1歳未満の乳児にはハチミツを与えないでください。
 
 

化粧品

化粧品
 
アムリターラ メイクアップアイテム
左:クリームファンデーション 中:パウダリーファンデーション 右:口紅

軽いつけ心地で石鹸でオフできるパウダリーファンデーション。シミや毛穴をカバーし、ツヤが持続するクリーミーファンデーション。色素に国産のローズを使い、ナチュラルな発色でつける人の唇の色によって様々なニュアンスが生まれる口紅。そのほかルースパウダーや日焼け止めを取り扱っています。

 

原料の80%は(植物オイル、植物エキス、精油など農薬を使わないものを使用し、産地、栽培方法などの由来もできる限り公開しています。

 

また肌の負担を減らすために以下の原材料は不使用です。

X シリコーンオイル、鉱物油 

X タルク 

X パラベン、フェノキシエタノールなどの合成防腐剤 

X 合成界面活性剤 

X 100ナノメートル以下のナノ粒子 

X 遺伝子組み換え原料 

X 合成着色料(タール色素) 

 

お店にておためしください。

 
ソフトローション

ブルガリアローズ水をベースに、海藻の一種のサガラメのエキス、なつめや中国伝統美容の主役オウゴン(コガネバナ)などを成分とした、ノンパラベンの化粧水です。

 

サガラメエキスは保湿やしわ予防に、オウゴンは活性酸素を除去してメラニンの生成を抑制します。

 

肌にうるおいを与え、肌を引き締め、日焼け後のほてりを鎮めます。

 

パラベンは殺菌・防腐効果を高める添加物で、皮膚などのアレルギー疾患を引き起こした症例もあります。

ソフトローションの防腐剤は天然の素材を使用しているので、安心してお使いいただけます。

 
ハーバルオイルベーシック

 

オリザオイル(米胚芽油)、マカダミアナッツオイル、ホホバ種子油など、数種類の植物オイルをブレンドした、皮脂に近い状態のオイルです。

肌に浸透しやすくべたつきにくいのが特徴です。

 

メイク落とし、お顔やボディのマッサージ、ヘアケアなど、全身のケアに使えます。

 
パステルべース・ファンデーション、ルースパウダー

 

パステルべース・ファンデーション

乳化剤、合成樹脂,鉱物油無添加。自然なメイクに仕上がる水おしろいです。

天然芳香水(ネロリ水・ローズ水)の水層と粉層の2層式になっているのは、界面活性剤無添加の証拠。

軽い付け心地で、肌に負担をかけません。

 

 

ルースパウダー

ファンデーションと一緒に使うことで、乾燥や紫外線からお肌を守り、化粧崩れを防ぎます。

合成樹脂、合成紫外線防止剤、ナノ化微粒子・石油系界面活性剤無添加です。

 
スペシャルO2

 

紫外線の気になる季節、ファンデーションの前に「スペシャルO2」でのお手入れをプラスしてみませんか?

鮮やかなピンク色は、日本古来の植物「紫根」エキスが入っているから。

このO2オイルは、日焼けによるシミ・そばかすや肌あれを防ぎます。

またニキビを防ぎ、脂性肌の方にもお使いいただけます。

 

 
 
白髪染めは植物由来の染料「ヘナ」を試してみませんか

ヘナはミソハギ科の植物で、インド伝承医学(アーユルベーダ)では薬草として使われきました。ヘナは草木染めと同じで髪、肌、爪も染まります。その昔、クレオパトラは爪に塗ったり、ペルシャ絨毯の赤の染色として使われてきました。

ヘナは白髪染めはもとより傷んだ髪を補修し、保水力を高めるトリーメント効果があります。頭皮と髪を健康にしながら美しく染められます。

 

 
エチケットデオパウダー
天然成分100%
成分は重曹とアロマオイルの2つです。
においを重曹とハーブの力でさわやかに。
サラサラパウダータイプ、米粒1つ分の使用で1日に何度も塗る必要はありません。
 
ティートゥリーラベンダーティートゥリーミントの二つの香り。
12ℊ 1100円(税込)
 
 

雑貨

雑貨
 
アルデバラン社 布ナプキンを取り扱っています
生理のトラブルや肌の弱い方におすすめの布ナプキン
 
 
毒素をしっかりと排出するシルクと
経血や毒素を吸収するコットンを
女性の身体に役立つ薬草で染めました。
 
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