2021年は、7月22日に大暑を迎え暑さ本番です。57年ぶりに日本でのオリンピック開催ということで、今年に限り海の日が7月第3月曜日から22日に、10月第2土曜日のスポーツの日が7月23日にお引越し、思いがけない連休となりました。この時期は、夏の土用(今年は7月19日から8月6日)と重なっています。
土用の合言葉は、「仕事にせよ、家事にせよ無理をしない」です。どうぞ、ご自愛くださいませ。
今年は7月28日が土用の丑の日、うなぎを食して暑気払いといきたいところですが、脂の乗ったうなぎに箸が進まない時、すでに胃腸が弱っているかもしれません。胃腸が弱ると身体の中に湿気が溜まりやすく、浮腫みや重だるさを感じがちです。
土用干しという言葉があります。天候の安定した日差しの強い土用の頃は、梅仕事では梅の日干し、着物などの虫干しなどが行われます。身体の中もからりと湿気を飛ばしたいものです。湿気を飛ばす身体のルートは、汗やお通じやお小水からです。適度に身体を動かすことや、ゆっくりぬるめのお風呂に入って汗をかくこと、心地よい排便習慣を意識することから始めてみませんか。
枝豆も美味しくなりました。この時期トウモロコシや枝豆などの豆たちは、美味しい除湿の助っ人です。