若葉萌えいづる4月ですが、春は、だるさや冷え、頭痛やめまい、むくみや肩こり
などを感じやすい季節でもあります。
そんな不調の原因は自律神経の乱れかもしれません。
自律神経は内臓の働きや体温などをコントロールするために、自分の意志とは関係なく働き続けます。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類あり、体をアクティブに活動させたりリラックスさせたりと、シーソーの様にバランスを取って働き24時間休まずに私達を守ってくれていますが、様々な原因によって乱れやすいものです。環境の変化、生活の乱れ、ストレスなどによる感情の乱れ、更年期や思春期などのホルモンバランスの変化や、元々自律神経の働きが弱い体質の方もいらっしゃいます。
現代社会に生きる多くの人は自律神経が乱されやすい環境で生活していますが、乱れたバランスをどう整えるかが日々を快適に過ごす為の秘訣なのです。
自律神経を整える最初の1歩は、呼吸からといわれています。
1日1分間しっかり意識をして、ゆっくり深く呼吸する習慣から試してみませんか?
漢方では自律神経の働きは体内に宿る「気」が司っていると考えます。
「気」を充実させてストレスに強くなるためには、充分な睡眠をとり、この季節にも
美味しい甘酸っぱいイチゴ、柑橘系の果物、アサリなどの2枚貝や菜花のほろ苦さ
などを食事に取り入れつつ、自律神経の乱れを扱うのが得意な漢方薬局へお気軽にご相談下さい。
写真は、この季節に作る定番ソースです。
イチゴをひたひたの水でアクを取りながら15分程度煮ます。
アクが落ち着いたら途中からクコの実を加えてハチミツなどの好みの甘みをつけてソースにします。ヨーグルトにかけたり、牛乳に混ぜたらイチゴミルクです!ぜひお試しください!