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なんとな~く二十四節気な健康情報あれこれ

 
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夏におすすめのアロマ~ミント
2016-07-12
7月12日は、七十二候の蓮始開(はすはじめてひらく)です。
夏用に精油を選ぶとしたら、ペパーミントがおすすめです。
成分のメントールは、体感温度が2度くらい下がったように感じる香りです。
その他におすすめなのは、
ユーカリ、ローズマリー、ティートリー、サイプレス
といったハーバル系の精油です。
柑橘系なら、すっきりとしたグレープフルーツ、レモン、ライム
などが夏向きです。
フローラル系なら、ラベンダーやカモミールなどの優しい香りがおすすめです。
これらの精油を使って、ルームスプレーや芳香剤などに使えます。
気になる方は是非、お近くのあんず薬局でおたずねください。
 
七夕
2016-07-07
今日7月7日は七夕です。七十二候では温風至(あつかぜいたる)となっています。
梅雨も後半となり、いよいよ暑さを感じる日が多くなってきます。
湿度の高いときはさほど気温が高くなくても熱中症の危険が高まります。
そんな今頃から空気の乾燥する秋まで重宝するのが「西洋人参烏梅」です。
西洋人参といってもお野菜のキャロットではありません。
かの有名な生薬の朝鮮人参と同じウコギ科です。
北米原産で身体は温めないけれど元気をつけて潤してくれるので、
暑い季節や乾燥した季節にはピッタリです。烏梅は梅の未熟な実を燻蒸したもの。
こちらも身体の潤いを増し口の渇きを和らげてくれます。
そして、必要以上に汗をかきすぎて体力を消耗しないようにしてくれます。
お出かけ前に一包。帰ってからも一包。
暑い夏も疲れず元気に過ごしましょう!
 
 
半夏生
2016-07-01
7月1日は、七十二候の半夏生(はんげしょう)です。

半夏生という植物の花が咲くころで、昔はこのころまでに田植えを終える習慣がありました。
湿度が高いこの季節は、気温が高い時はもちろん、気温が低くてもこまめに水分の補給をして熱中症に気をつけましょう。
頭痛、吐き気、めまい、脱力感等を感じたときは、動脈(首、脇の下、鼠蹊部)の通っている所を氷や冷たい濡れタオルで冷やします。

軽い熱中症の対処法のひとつにツボ刺激があります。
手首にある内関(ないかん)や、足の裏にある湧泉(ゆうせん)を親指の腹で押します。
また、手のツボである合谷(ごうこく)、及び両手指の爪の根元の両側(急性症状のツボともいわれる)を強く刺激するのもよいとされています。
予防を第一にして、症状が出たときは軽く考えず対処することが大切です。
                      
          
 
上記の対処を試しても改善しない時は、すみやかに医療機関を受診しましょう。
 
 
これからはじまる「夏の養生法」
2016-06-21
今日からあんず薬局の「あんずさん」が「なんとな~く二十四節気な健康情報あれこれ」を
随時更新いたします。
四季折々の養生や、健康情報、耳よりなあれこれ……どうぞお付き合いください。
 
 
6月21日(火)は、夏至でした。
1年のうちで最も昼間の時間が長い日です。日の出が4:25、日の入りが19:00。
夜はなんとたったの9時間半ほどです。
日本では夏至は、梅雨のさなかで、本格的な夏はこれからという気分ですが、
 漢方の「陰陽」の考え方では、夏至は陽が極まる日ですから、
大自然も人間も翌日から増えていく陰へ向かって養生をする切り替え点になります、
ということを頭の片隅においていてください。
 
さて、ほんものの高温多湿の日本の夏が始まる本番はこれからです。
夏の養生の大原則は、「暑熱や湿邪から心脾の機能を守り、陽気の旺盛を維持し、
陰液の過度の消耗を防止」することです。
 
といっても、呪文のようでわかりませんね。
暑さで身体にこもった熱や暑いがゆえに冷たいものを取りがちになって、
循環器や胃腸の機能の不具合がおこりやすいので気をつけましょう。
夏は体内の陽気が盛んなので外に向かって解放させ、こもらないようにすることが大切です。
熱がこもると身体が水分不足になって熱中症をおこしたりするので、
水分の補給をこまめにしましょうね、ということです。
 
天気予報やニュースでも繰り返しいわれているので
充分知っているつもりでも、暑さに負けてしまいがちです。
大事に至らないように、日頃から養生のこころがけが大切です。
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