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なんとな~く二十四節気な健康情報あれこれ

 
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ほおずき
2018-08-06
来週は、お盆の週です。
旧暦では7月15日がお盆でした。
太陽暦の現在は、8月15日を旧暦のお盆として行う地域が多いようです。
 
お盆には、ご先祖様をお迎えしたり、お送りしたりするために、キュウリの馬やナスの牛を作って飾ります。
そして、ほおずきも飾られます。
早くお迎えしたい気持ちのキュウリの馬や、なごりおしくゆっくりお送りするナスの牛のいわれは知っていても、ほおずきはなんのためなのでしょうか。
提灯としてご先祖様が帰ってくる道しるべであったり、ほおずきの中は空洞なのでお盆のご帰宅中、ご先祖様がそこに身を宿すなど、地域によっていわれはいろいろあるようです。
そして、その明るい橙色がお飾りに花を添えるという意味合いもあったようです。
 
その、ほおずき。
ナス科の植物で、観賞用、食用があります。
観賞用は漢方薬としても用いられ、東アジア原産の多年草です。
全草を使ったものを「酸漿(さんしょう)」、根を使ったものを、「酸漿根」と呼びます。
酸っぱい味からきている呼び名です。
解熱、利尿、せき止めなどに使われますが、子宮収縮作用があるので、妊婦さんには禁忌です。
漢字では他に、「鬼灯」とも記します。
食用は中南米が原産で甘酸っぱく、特に加熱すると甘いトマトのようなのだとか。
ヨーロッパでは古くから栽培されていて、最近はおいしいだけでなく、栄養価も高く健康と美容に効果のある食べ物として脚光を浴びているそうです。
まだ、食べたことがなくて残念です。
 
野萱草(のかんぞう)、 本萱草(ほんかんぞう)
2018-07-30
一昨日、7月28日からは七十二候の土潤溽暑(つちうるおうてむしあつし)です。
熱気がまとわりつくような蒸し暑い頃ですが、木や草花にとっては緑をますます濃くして夏を満喫しているようです。
 
この時期、高原に行くと、鮮烈なオレンジ色の花を目にすることがあります。
百合によく似た花で野萱草といいます。
日本全国の高原や山地、川の土手などに自生するユリ科の野草で、別名「忘れ草」や「忘憂草(ぼうゆうそう)」とも呼ばれています。
諸説ありますが、憂鬱なことを忘れさせてくれる、という意味もあるそうです。
ビタミンカラーの花の色が、きっと心を元気にしてくれるのですね。
 
野萱草のつぼみを熱湯でゆがいて天日干しにしたものを「金針菜(きんしんさい)」といい、薬膳料理や中華料理で使われます。
金針菜は、胃腸の働きを助け、ストレスや気分の落ち込みを軽くしてくれる、とても優しい食材です。
また、体の熱を冷まし、水分の代謝を良くしてくれます。
ほうれん草の約20倍の鉄分が含まれていますので、貧血や生理不順の方にもよいでしょう。
 
乾燥金針菜は、ぬるま湯で30分程度戻し、固い部分を取り除いて洗い、食べやすい大きさに切って使います。
スープや煮込み、きんぴらなどの料理に入れます。
生の金針菜は、春から夏にかけてが旬ですが、有毒なコルヒチンを含むので必ず加熱して利用します。
また、体を冷ます作用がありますので、妊婦さんや冷え性の方は取り過ぎに注意しましょう。
 
乾燥金針菜は、オルタ薬局あんず、あんず薬局各店で取り扱っております。
(写真は、同種のヤブカンゾウ)
 
 
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2018-07-23
7月23日は、七十二侯の桐始結花(きりはじめてはなをむすぶ)です。
初夏に咲いた桐の花が実を結び始める頃です。
桐の花は薄い紫色(藤色)の筒状で大きな花を房状につけます。
高い木の枝先につけるので下から見上げても見えませんが、少し離れて眺めると見事に咲いているのがわかります。
 
桐の木は、北海道南部から鹿児島に至るまで生育していますが、特に、岩手県の南部桐、福島県の会津桐、岡山県から広島県東部にかけての備後桐が有名です。
成長が早く15~20年で成木になるので、昔は娘が生まれると桐の木を植え、嫁入りの時期に木を切り、その材で嫁入り道具の家具を作り持たせるという風習があったそうです。
 
桐材は、国産材の中では最も軽く、防湿性、防虫性にも優れているので昔から高級家具材として重宝されてきました。
日本特有の高温多湿の気候風土にも適しているため、江戸時代には、医者や薬屋が生薬を入れておくのに用いた、小さい引き出しが沢山ある百味箪笥(薬箪笥)にも使われました。
江戸後期には往診用の薬箱としても、軽くて持ち運びの良い桐材が使われていたそうです。
 
桐の木は中国神話の鳳凰 (霊鳥)がとまる神聖な木とされていました。
そのデザインは、日本では平安時代の頃から、天皇の衣類の刺繍や染め抜きに用いられるなど高貴な紋章として使われました。
500円玉硬貨やパスポートなど身近なところでも目にしますね。
現在では日本国政府の紋章として用いられています。
 
 
 
小暑(しょうしょ)その二
2018-07-17
7月18日からは七十二候の鷹乃学習(たかすなわちわざをなす)になります。
梅雨明けの日は気象庁の過去30年間のお天気の平均データで、沖縄で6月23日、近畿と関東甲信地方で7月21日、東北北部では7月28日となっています。
その中でも、今日7月17日は「雨の特異日」になっているようで、60~80%の確率で雨降りだそうです。
皆様のお住まいの地域では、今日のお天気はいかがですか?
神奈川は早い梅雨明けで、夏の県花の木槿が咲き出しました。
 
外は雨降りで湿度が高く、からだの内は冷たい飲み物・食べ物で冷えたりすると、おなかの不調が起こりがちになります。
こんな時に『藿香正気散(かっこうしょうきさん)』という漢方薬が力を発揮してくれます。
 
『藿香正気散』は
  夏風邪、胃腸の不調で吐き気がひどい  
  気温の差や雨降りでからだや頭が重だるい
  冷房や冷たいものの飲み過ぎ・食べ過ぎで下痢になった
  旅先で下痢や胃腸不良になった
                  などの時に使います
 
『藿香正気散』は下のような13種の生薬から作られている漢方薬です。
藿香(カッコウ)、蘇葉(ソヨウ)、白芷(ビャクシ)、
大腹皮(ダイフクヒ)、厚朴(コウボク)、半夏(ハンゲ)、
陳皮(チンピ)、茯苓(ブクリョウ)、甘草(カンゾウ)、
白朮(ビャクジュツ)、生姜(ショウキョウ)、
大棗(タイソウ)、桔梗(キキョウ)
 
これらの生薬が一緒になって、身体を温めて胃腸に溜まっている余分な水分を除きます。
 
この漢方薬は冷えたお腹を温めるお薬ですのでお湯でお飲みください。
また夏だけでなく、寝冷えや冷たい飲食物の摂り過ぎなどでお腹を冷やした時の腹痛、下痢にも利用ができます。
 
『藿香正気散』は、オルタ薬局あんず、あんず薬局各店で取り扱っております。
 
小暑(しょうしょ)その一
2018-07-09
週末には記録的豪雨で、西日本に大きな災害がありました。
お見舞い申し上げます。
 
5月のゴールデンウィーク頃の立夏より始まった夏季も、早いもので3カ月目になりました。
七十二候では小暑の中の「温風至る(あつかぜいたる)」にあたり、暑い夏の風が吹き始める頃になります。
今年は早々と梅雨もあけて、暑さが本番になっています。
 
日本特有のこの蒸し暑さにあらがうように、電車やバス、お店では寒いほど冷えていたり、冷たい風が直接あたったりと、からだに冷えが入りやすくなります。
また、冷たい飲み物ばかり飲んだり、お刺身や生野菜、そうめん、冷やし中華…と冷たい食べ物がついつい多くなってしまいます。
胃腸は冷やすと、消化や吸収の働きが悪くなってしまいます。
冷えと水分の取りすぎによって、もともと消化吸収力の弱い方は吐き気を感じたり、お腹が痛くなったり、ゴロゴロ鳴ったり、下痢、軟便になりやすくなります。
 
急性の下痢は食べ過ぎ、冷え、食中毒などが原因の場合がほとんどです。
また、体力が落ちている時や寝冷えでも下痢を起こしてしまいます。
 
このような体調不良を起こさないために、飲み物や食事は温かいものを、無理な場合はせめて常温のもの摂るようにし、暴飲暴食はさけましょう。
冷房が効きすぎないようにする、冷風に当たらない工夫をする、肌を出しすぎない、腹巻をする、疲れをためない、早めに寝て十分に睡眠をとるなど、気をつけたいものです。
 
それでも具合が悪くなった時には、漢方薬があります。次回はその漢方薬のお話をします。
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