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なんとな~く二十四節気な健康情報あれこれ

 
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こむら返りを予防する
2020-01-20
1月20日からは、二十四節気の大寒(だいかん)です。
その名のとおり、一年で最も寒い時期です。
今日は二十日正月といわれ、年神さまがお帰りになる日とされています。
残っているお正月のごちそうやお餅をこの日までに食べつくします。
正月気分も今日までということでしょうか。
しっかり栄養を摂ることは大切ですが、食べすぎには注意しましょう。
 
この時期の悩みのひとつに、こむら返りがあります。
突然足がつって、激しい痛みを伴います。
寒い夜や明け方などに起こることが多く、筋肉が収縮しけいれんを起こします。
主な原因として、体が冷えることで血行が悪くなり、足の先まで水分やミネラル分が行き渡らないことがあります。
体に必要な水分やミネラル成分(カルシウム、マグネシウム、ナトリウム、カリウムなど)が不足することによって、体内の電解質(イオン=プラスやマイナスの電気を帯びたミネラル)のバランスが崩れて、筋肉の収縮と弛緩の動きを乱します。
 
こむら返りを予防するには、足を冷やさないようにし、充分な水分とバランスの良い食事からミネラル成分をしっかり摂ることが大切です。
また、過剰な運動をした後や、糖質を多く摂取した後などにも起こりやすくなります。
 
たくさん歩いて足が疲れた~、今夜は足がつるかも・・・そんな時におすすめなお茶は梅昆布茶です。
水分と同時に、昆布と梅干から不足しているミネラル成分がとれます。
梅干しにはクエン酸も含まれ、疲労回復を促します。
かんたんな梅昆布茶の作り方を紹介します。
湯呑に、2センチ角の昆布を細かく刻み、梅干し小1つを加えてお湯を注ぎます。
柔らかくなった昆布と梅干も召し上がれます。
 
漢方薬では芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)があります。
ご使用に関しては、自己判断をせずに、医師又は薬剤師に相談しましょう。
 
せり
2020-01-06

新年あけましておめでとうございます。

本年も季節にまつわるあれこれを発信していきたいと思います。

どうぞよろしくお願いいたします。

 

今日から二十四節気の「小寒」です。

これから大寒までが冬の寒さの本番になります。

風邪をひきやすい時期ですが、明日は七草粥の日、今年一年元気にすごせるよう願いを込めて温かい七草粥をいただくご家庭も多いことでしょう。

 

春の七草といえば、「せり なずな ごぎょう はこべら ほとけのざ すずな すずしろ」 ですが、トップバッターのセリは、水田のあぜ道や小川などに自生していて、スーパーなどでは年間を通して手に入りやすく、春の七草の中では、すずな、すずしろの蕪(カブ)や大根についで、なじみのある野菜かもしれません。

独特のすーっとした香りがあり、さっと火を通してシャキシャキとした歯ごたえを楽しみます。

七草粥やお鍋の具に使われるので旬は冬と思われがちですが、実はセリの旬は春で、2月から4月の春先に柔らかい葉が育ちます。

栄養価も高く、ビタミンCやミネラルが豊富に含まれ、免疫力UP、抗酸化作用、美肌効果が期待されます。

七草そろわなくても一草でも、ご馳走を食べ過ぎた胃を労わることができます。

 

漢方ではセリは涼性の食べ物とされ、体にこもった余分な熱をおさめる働きがあるといわれています。

同じセリ科の当帰(トウキ)や川芎(センキュウ)などは、温性で体を温める働きがあり、冷え性や婦人病をはじめ、さまざまな漢方薬に用いられています。

 

毎日食卓にとり入れられる、冬におすすめの栄養満点レシピをご紹介します。

 

<セリと牡蠣(カキ)のお味噌汁>

[材料](2人前)

・セリ 50

・牡蠣 46

・味噌 適量

・だし汁 360ml

[作り方]

①だし汁を沸騰させ、カキをいれ、煮立ったら弱火にして10分くらい煮ます。

②牡蠣に火が通ったら味噌を溶き入れ、3㎝にカットしたせりを入れて火を止めます。

 

セリ:涼/甘   清熱、利水、涼血、平肝、解毒、止帯 ・・・葉酸、鉄分が多い 

牡蠣:平/甘・鹹 滋陰、補血、安神 ・・・栄養価が高く低脂肪。亜鉛が多い

 

 
続、続、続々・なんとな~く黄帝内経
2019-12-22
12月21日は、冬至です。
1年のうちで一番夜の長い日が、今年もきました。
冬に至ると書きますが、いよいよ冬本番の寒さが始まりますね。
 
春夏秋冬。
なぜ、地球には季節があるのでしょうか。
 
地球が太陽から遠ざかったからではありません。
確かに地球が太陽の周りを回っている軌道は、やや楕円形ではありますが、ほとんど円形に近いので距離の変化で季節がおこるほどではありません。
それに、もし、極端な楕円軌道が原因なら、北半球と南半球の季節は同じになります。
地球が太陽の周りを回るのは、公転です。
 
地球は、自転もしています。
この自転軸が公転面に対して23.4度傾いています。
そのため、北極側が太陽と反対側を向く時期は、北半球は太陽が当たる時間が短くなって冬になります。
四季があるのは、この絶妙な傾きのおかげです。
もし、自転軸が公転面に対して垂直であれば、太陽は常に赤道の真上にあって、季節の変化は起こりませんし、真横に倒れている自転だと公転周期の半分ずつ、昼ばかりの長い夏と夜ばかりの長い冬が訪れることになります。
 
太陽系では、垂直に近いのが水星。
横倒しに近いのが97.9度傾いている天王星。
金星は、ほぼ垂直だけれども177度傾いていて、逆立ち状態です。
逆立ちしていると自転の回転方向が、なんと逆回りになります。
逆回りなので、太陽は西から上って東に沈みます。
 
さて、
冬至は、現在のカレンダーでは1年で最後の二十四節気ですが、古来、冬至を1年の始まりとしてきたところが多数ありました。
古代中国でも1年の始まりは冬至だったようです。
暖冬との長期予報もありますが、冬の養生はどうしたら良いのでしょうか。
 
 
四季の養生、冬編。
 
黄帝:センセェ。
       今日は冬至で、1年で一番夜の長い日
   ですね。
       夜明けは遅いし、お日さんは早う沈むし。
       明日からは少しずつ昼が長ごうなるとは
   いえ、寒さが厳しゅうなるのはこれから
   ですし。
       冬の養生はどのようにしたらええんで
   しょうか。
 
岐伯先生:ひと言でいうと、冬は閉蔵(へいぞう)
     ということや。
     秋に収斂した陽気が体内に閉蔵される。
 
黄帝:「陽気が閉蔵」ってなんですか。
 
岐伯先生:冬は収穫したものを蓄える、貯蔵の季節
     ということや。
     陽気は生命力、エネルギーや。
     冬は生命力であるエネルギーをしっかり
     貯めておく。
     春に活発に活動できるように備えるっ
     ちゅうことや。
     陽気は目には見えへんけど、人間の命は
     乗り物である肉体があるからこそ活動で
     きるし、貯蔵することもできるわけや。
     蓄えるには場所が必要になる。
     そやから、冬には養陰が大切になる。
 
黄帝:「養陰」ですか。
 
岐伯先生:ここでの陰は容れ物のことをいう。
     容れ物がしっかりしていないと、貯蔵
     できひんからな。
     例えてみるとやな・・・
     しっかりした容れ物
     しっかりしてへん容れ物
     と、こんな感じや。
     早寝遅起きして睡眠を充分にとり、消化
     の良いものをしっかりとって、容れ物で
     ある体を作ることも肝要や。
     活動もほどほどにしたほうがええな。
     疲れは、体を万全ではなくするからな。
     
黄帝:早寝遅起き!
   食っちゃ寝ぇでごろごろしてええということ
   ですね。
   ええこと教えてもろて、ありがとうござい
   ます。
 
岐伯先生: むやみに活動せずに、体を養って、
     エネルギーを消耗せず蓄えて、来る春に
     備えときってゆうことや。
 
参考:国立天文台HP
      
 
南天の実
2019-12-07
12月7日からは、二十四節気の「大雪(たいせつ)」です。
本格的な冬が到来する頃で、山々は雪に覆われ、平野でも雪が降り積もり始めます。
朝夕もかなり冷え込み、池や水たまりが凍るようになってきます。
また、虫や熊などの動物も冬眠に入る時期です。
庭先にある南天の実が赤く色づいています。
 
南天(ナンテン)は中国原産のメギ科の常緑低木で、庭木として親しまれています。
南天という名前は、中国では「南天燭(ナンテンショク)」や「南天竹(ナンテンチク)」といい、それが略されて日本では「南天」になったといわれています。
また、漢字の読みが「難転」、難を転じることから縁起の良い木とされ、災いや穢れを断つため、玄関先やトイレ付近、鬼門の方角に植えられてきました。
 
お宮参りや初節句、七五三をはじめ、お祝い事では、赤飯に南天の葉が添えられています。
これは厄除けの意味合いのほかに、葉に含まれるアルカロイドのナンジニンという成分が傷むのを防ぐ効果があるようです。
薬用には、果実、葉、茎、根いずれも利用されます。
秋から冬にかけて熟した果実を採集し、よく乾燥したものを南天実(ナンテンジツ)といい、咳止めの生薬として使われます。
また、漢方薬やのど飴の原料としても用います。
葉は南天竹葉(ナンテンチクヨウ)といい、南天実と同様の効き目があるとされています。
茎は咳止めや強壮薬に、根は頭痛、筋肉痛などの痛み止めとしても用います。

 

 
みかんが色づき始めました
2019-11-22

1122日からは二十四節気の「小雪(しょうせつ)」です。

 

朝晩の冷え込みに加えて、昼間に吹く風も冷たくなってきましたが、小春日和りにさそわれて散歩をしていると、落葉樹は色が変わり、落ちてあちこちに吹き寄せられています。

一方、常緑樹の夏みかんや温州みかんなどの葉は緑濃く茂っています。

葉の間から黄色味を帯びた実が太陽を浴びて光っています。

 

柑橘類には、みかん、伊予柑、金柑、柚子、だいだい、などいろいろあります。

熟すと皮が黄色くなるこれらの果実は健康や美容に効果がたっぷりで、昔からたいせつにされてきました。

京都御所にも、左近の桜と対に、右近の橘(写真は京都の寺院のタチバナ)として植えられています。

冬に美味しいみかんは風邪や生活習慣病の予防にもなるともいわれています。

 

柑橘類には皮が青いうちに酸味として使うすだち、かぼす、シークワーサーなどがあります。

長寿の島といわれている徳之島には、古来より自生している島みかんがあります。

シークワーサーの野生種といわれています。

シークワーサーには、物忘れや老化の予防になると話題になっているノビレチンが多く含まれています。

 

寒くなり、外に出るのが億劫になる季節になってきました。

いろいろな柑橘類を美味しく食べて、健康に冬を過ごしたいものです。

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