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なんとな~く二十四節気な健康情報あれこれ

 
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きのこ
2018-10-15

先週の銀杏(ぎんなん)に続き、今回も美味しいおはなし。

秋の実り、まだまだあります。

近頃は一年中出回っているきのこですが、本来は秋のお楽しみでしたよね。

たくさんのきのことベーコン、にんにく、唐辛子をバターやオリーブオイルでソテーしたもの、きのこ鍋、きのこのさっと煮、きのこのパスタ、炊き込みご飯など。

 

きのこには免疫を上げてくれるβ‐グルカンなどがたくさん含まれています。

そのため、健康食品でも良く見かけますね。

サルノコシカケ、ハタケシメジ、ハナビラタケ、アガリクス、など。

 

また、キノコには、卵、魚と並んでカルシウムの吸収や骨への定着を助けてくれるビタミンDが豊富に含まれています。

紫外線量が少なくなってくる秋冬は、体内でビタミンDが作られにくくなります。

そんな時季にうってつけの食材でもあります。

キノコ料理を楽しみながら秋から冬を元気に乗り切りましょう。

 

ときにトロ~リ、ときにシャキシャキ白きくらげ。

肌の潤いをアップして鼻やのどなどの粘膜を乾燥から守ってくれます。

薬膳スイーツでよく紹介されるのは、しっかり水に戻して、コトコト煮てトロ~リとしたデザート。毎日のお惣菜にはさっと洗ってお味噌汁に入れるとシャキシャキとした具になって便利です。

 

チュルンと美味しい、なめこ汁。

お味噌は発酵食品。

からだを温めます。

お豆腐は薬膳では涼の食品で体内にこもった熱を取ってからだを潤してくれます。

しかも消化吸収の良いタンパク質が取れます。

そしてなめこは免疫をあげます。

ねばねばで胃腸を守ってくれます。

トータルで、免疫を上げてくれることになり、風邪予防にうってつけです。

 

ね!

きのこ料理を食べたくなってきませんか?

   

   いろいろきのこのベーコン炒め

 

キノコ狩りでの事故が増えているそうです

 安全第一で山の恵みをいただきましょう

 
銀杏(ぎんなん)
2018-10-09

涼しさが寒さに変わるころ、温かいものが美味しくなりますね。

そして、乾燥も気になる・・・

こんな季節、お夕飯の一品に蒸し物などがあると幸せを感じます。

 

茶わん蒸し、土瓶蒸し、蕪蒸し・・・

身近なところで茶わん蒸し。

やさしいたまご色の中にシイタケ、エビ、鶏、貝柱、かまぼこ、ゆり根、銀杏、三つ葉などが入っていると、とても贅沢な気分になります。

 

抜けるような青空と黄色く色づいたいちょう並木。

というと絵に描いたような秋!ですね。

ところが銀杏は、葉がまだ緑の頃の台風の後などにもたくさん落ち、銀杏拾いができます。といっても、素手で触るのは禁物。

かぶれてしまいます。

独特の匂いと闘いながら、外の果肉を腐らせたり、洗い流して乾かせば、殻にくるまれた銀杏が取れます。

 

この銀杏、漢方薬としても使われます。

さらさらとした痰の多い咳の咳止めや頻尿に有効です。

ただし、銀杏は毒があるので、たくさん食べるのは禁物です。

食べ過ぎると嘔吐や下痢、呼吸困難、けいれんなどを起こすことがあります。

年齢の数まで・・・という説もありますが、体調が悪いときなどは大人でも56粒で調子が悪くなることがあります。

特に子どもは少量で中毒を起こすことがありますので、注意が必要です。

 

民間療法では、昔から子供のおねしょに使われることがあります。

子どものおねしょ対策としては、まずは安全な方法として、寝る前にお餅を食べる、山芋のスープを飲むなどから試してみましょう。

 

ほどほどを守って、秋の実りをふんだんに使って豊かな食生活を楽しみましょう。

 
コーヒーの日
2018-10-01
強い台風24号が日本列島を沖縄~九州を通り、西日本に上陸し、列島を駆け抜け、現在襟裳岬の東海上を通っています。
暴風と猛烈な雨で、各地に大きな爪痕を残しました。
被災された方々、被害に合われた方々にお見舞い申し上げます。
 
さて、今日10月1日は、記念日の多い日です。
コーヒーの日、ネクタイの日、日本酒の日、しょうゆの日など、実にさまざまな記念日に制定されています。
その中でも注目したいのがコーヒーの日です。
全日本コーヒー協会が、1983年に10月1日をコーヒーの日と提唱してきました。
国際コーヒー機関も、毎年10月がコーヒーの年度始めになることから、10月1日をコーヒーの日と制定しています。
気温が少し下がり、過ごしやすいこの時期は、ホットコーヒーが美味しく感じられるのかもしれません。
嗜好品といわれるコーヒーですが、近年の研究でさまざまな健康効果があることがわかってきています。
 
コーヒーに含まれるカフェインには、利尿作用があり、毒素を早く体外に排出させます。
漢方では、利水、解酒毒の作用があるとされています。
カフェインは覚醒作用があり脳を興奮させるので、スッキリしたい朝や集中力を高めたいときにおすすめです。
効果が出るまでに20分程度時間がかかるので、軽い仮眠の前などに飲むと寝起きがよいでしょう。
カフェインが体から出ていくまでに時間がかかるので、寝つきの悪い方は、就寝の6時間前までにしましょう。
妊娠中や授乳中の方は、カフェインを大量に摂取しないように注意します。
妊婦さんには、たんぽぽコーヒーなどノンカフェインのものをおすすめします。
 
コーヒーには、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が含まれています。
抗酸化作用があり、老化の原因にもなる活性酸素の発生を抑える働きがあります。
胃酸の分泌を促し食べ物の消化を助けます。また、脂肪の吸収を抑制する働きもあります。ただし、胃の粘膜を刺激するため、空腹時や胃の弱い方はコーヒーの飲用を避けましょう。
 
コーヒーの香りは、脳にα波を発生させ、気分をリラックスさせてくれます。
漢方では安神作用があるされ、心を安定させてくれます。
コーヒーのアロマ薫りを楽しみながら、食後に一杯のコーヒーはいかがですか?
 
1日の飲用目安は、成人で3~5杯までです。
コーヒーだけでなく、カフェインの摂りすぎには注意しましょう。
 
十五夜(芋名月)
2018-09-24
今日、9月24日は十五夜です。
今夜の天気予報は、横浜では下り坂。
でも、雲間から少しはお月さまを見ることができそうです。
 
旧暦の8月15日を「中秋」といい、中秋の日に見られる満月は、中秋の名月といわれます。
旧暦なので毎年日付は変わりますが、だいたい9月に十五夜があります。
十五夜はアジアで広がった文化で、日本には平安時代に中国から伝わったとされています。
すすきや月見団子、芋(里芋やサツマイモ)、豆、栗、酒などをお供えして、月を愛でる季節の行事です。
収穫への感謝や豊作祈願の意味をもって芋を供えることから、芋名月とも呼ばれています。
 
この中で注目したいのが里芋です。
里芋は、煮ものやきぬかつぎなど和の総菜としても人気ですが、洋中の料理にも使います。
山で自生している山芋に対して、里の田畑で作られる芋なので、里芋といわれています。
イモ類の中ではカロリーが低く、食物繊維やカリウムは比較的多く、ビタミン、ミネラルなどの栄養素を幅広く含有しています。
特に、粘り気のもとである成分は、多糖類とタンパク質の結合体で、タンパク質分解酵素も含まれるので、タンパク質の消化を助け、吸収を促します。
運動による筋肉増強の栄養源としても役立ちます。
これは水溶性食物繊維の一種で、腸内で善玉菌のエサとなり、腸内環境を改善する働きもあります。
粘り気は、胃腸の粘膜を保護するので、胃腸の弱い方にもよいでしょう。
また、保水性に優れていて体に潤いを与えるので、秋から冬にかけて乾燥が気になる方におすすめです。
 
食欲の秋で、ついつい食べ過ぎてしまいそうなときは、健康にも美容にも役立つ里芋をメニューに、ぜひ加えてみてください。
 
老化防止の養生食
2018-09-15
9月の第三月曜日は敬老の日です。
日本は長寿大国で2017年の平均寿命は男性が81.09歳、女性は87.26歳と過去最高を更新し、今後も更新されると予想されています。
めざすは健康で長生き!ですね。
 
「女性の体は7の倍数、男性の体は8の倍数の年齢で変化する」
現存する中国最古の医学書「黄帝内経(こうていだいけい)・素問」にある一節ですが、ここには、女性は35歳、男性は40歳で、体の衰えが見えはじめるとされています。
漢方では、人体を五臓六腑で構成されていると考えます。
五臓は「肝・心・脾・肺・腎」、六腑は「胆・小腸・胃・大腸・膀胱・三焦」をいいます。
西洋医学で用いられる言葉と共通のものも多いですが、これらの名称は解剖学的な部位を指すのではなく、それぞれの働きを意味しています。
 
このうち、成長、発育、生殖と深く関わっているのが五臓の「腎」と考えます。
「腎」を健やかに保つことは、老化予防の第一歩、「腎」を養生することで身体全体の力を高め、いつまでも元気に若々しく過ごしましょう。
「腎」を元気にする食材は、黒豆や黒ゴマなど「黒いもの」、山芋や納豆など「ネバネバするもの」、魚介、海藻、貝など「海のもの」があります。
普段の食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?
 
真っ黒元気炊き込みご飯
〈材料〉 2合分
 ・米   1と2/3カップ
 ・黒米  1/3カップ
 ・黒豆  1/4カップ
 ・昆布  5×3cm
 ・酒   大さじ1
 ・塩   小さじ1
 ・煎り黒ゴマ 大さじ1 
〈作り方〉
 ①黒豆は洗って水に1晩水につけておく。
 (つけ汁は捨てずにとっておく)
 ②米に黒米を入れてとぎ、ざるにあげて30分
  おく。
 ③炊飯器に米をいれ、黒豆のつけ汁をいれ、
  2合の線まで水を足し、黒豆、酒、塩、昆布を
  入れて炊く。
 ④炊きあがったら昆布を取り出し、千切りにして
  ごはんに戻し、煎り黒ゴマと一緒に混ぜ込む。
・お好みで、栗を加えても美味しくいただけます。
・黒豆は、煎って使うと浸水せずに使えて香ばしさ
 が増します。
・煎り黒豆を使用する場合は、水の量は少し増やし
 てください。

 

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