強い台風24号が日本列島を沖縄~九州を通り、西日本に上陸し、列島を駆け抜け、現在襟裳岬の東海上を通っています。
暴風と猛烈な雨で、各地に大きな爪痕を残しました。
被災された方々、被害に合われた方々にお見舞い申し上げます。
さて、今日10月1日は、記念日の多い日です。
コーヒーの日、ネクタイの日、日本酒の日、しょうゆの日など、実にさまざまな記念日に制定されています。
その中でも注目したいのがコーヒーの日です。
全日本コーヒー協会が、1983年に10月1日をコーヒーの日と提唱してきました。
国際コーヒー機関も、毎年10月がコーヒーの年度始めになることから、10月1日をコーヒーの日と制定しています。
気温が少し下がり、過ごしやすいこの時期は、ホットコーヒーが美味しく感じられるのかもしれません。
嗜好品といわれるコーヒーですが、近年の研究でさまざまな健康効果があることがわかってきています。
コーヒーに含まれるカフェインには、利尿作用があり、毒素を早く体外に排出させます。
漢方では、利水、解酒毒の作用があるとされています。
カフェインは覚醒作用があり脳を興奮させるので、スッキリしたい朝や集中力を高めたいときにおすすめです。
効果が出るまでに20分程度時間がかかるので、軽い仮眠の前などに飲むと寝起きがよいでしょう。
カフェインが体から出ていくまでに時間がかかるので、寝つきの悪い方は、就寝の6時間前までにしましょう。
妊娠中や授乳中の方は、カフェインを大量に摂取しないように注意します。
妊婦さんには、たんぽぽコーヒーなどノンカフェインのものをおすすめします。
コーヒーには、ポリフェノールの一種であるクロロゲン酸が含まれています。
抗酸化作用があり、老化の原因にもなる活性酸素の発生を抑える働きがあります。
胃酸の分泌を促し食べ物の消化を助けます。また、脂肪の吸収を抑制する働きもあります。ただし、胃の粘膜を刺激するため、空腹時や胃の弱い方はコーヒーの飲用を避けましょう。
コーヒーの香りは、脳にα波を発生させ、気分をリラックスさせてくれます。
漢方では安神作用があるされ、心を安定させてくれます。
コーヒーのアロマ薫りを楽しみながら、食後に一杯のコーヒーはいかがですか?
1日の飲用目安は、成人で3~5杯までです。
コーヒーだけでなく、カフェインの摂りすぎには注意しましょう。