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なんとな~く二十四節気な健康情報あれこれ

 
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初夏の旬彩
2018-05-21

 

二十四節気では今日から小満(しょうまん)となります。

草木が成長して茂るころです。

今年は、年明けから寒さ厳しい冬で、白モクレンは例年よりほんの少しゆっくりでしたが、その後の春のおとずれとともにソメイヨシノが早々と咲き、ツツジも追うように咲き始めと、春の勢いが盛んで、そのまま立夏を迎えました。

 

小満は初夏も最終盤。

目には青葉 山ほととぎす 初鰹

という時節もそろそろ終わりですが、初鰹は初夏の季語です。

皆さまも、いただいたでしょうか。

 

薬膳では、もちろん旬の食物を取り入れます。

鰹はいわゆる青魚。

たたき、お刺身、角煮、竜田揚げなどでいただきます。

鰹にはビタミンB群がたくさん含まれています。

なかでも血合いの部分には皮膚や粘膜の健康維持を助けるパントテン酸という水溶性ビタミンが多くあります。

パントテン酸は熱に弱いので、たたきやお刺身で食べたほうがよいとされています。

薬膳では、鰹は気血を補い消化吸収を助ける食材として、胃腸が弱っているときなどに使われます。

ただし、胃腸が弱っているときは、お刺身ではなく加熱して食べましょう。消化には加熱したほうがよいからです。

 

旬の食材は、地球が生き物たちにくれた贈り物です。

大切に、そして、体調に応じて上手に取り入れましょう。

 

 
花のハーブティー
2018-05-14

月の第2日曜日は母の日でした。

日本ではカーネーションを贈る習慣がありますが、国によっては、バラや菊、ジャスミンなどの花を贈ったりします。

また、プレゼントやお菓子、果物を贈るところもあるようです。

贈るものは違っても母に感謝する気持ちはどこの国でも同じようですね。

 

花のある暮らしは、心を豊かにします。

見たり、香りを楽しんだりすることで、文字通り暮らしに花を添えます。

花の中には、エディブルフラワーやハーブティーとして食べたり、飲んだりできるものがあります。

良い香りには気の流れをスムーズにする働きがあります。

疲れている時、イライラした時、眠れない時など香りのよい花のハーブティーでリラックスしてみてはいかがでしょう。

 

〈ローズティー〉

華やかな香りが特徴で、鬱々とした気分を上げてくれます。

紅茶に入れたり、シナモンやなつめをプラスしたりする楽しみ方もあります。

 

〈カモミールティー〉

心身をリラックスさせ、胃の調子が良くない時や寝つきが悪い時などに昔から使われてきました。

牛乳と相性が良いのでミルクティーとしても楽しめます。

 

〈ジャスミンティー〉

体の余分な水分を出し、気の巡りを良くします。

爽やかな香りはイライラや胸のつかえも解消し、明るい気持ちにしてくれます。

 

*ハーブティーには、食用として育てられたものお使い下さい。

*ハーブティーはあんず薬局で取り扱っております。

 
柏餅とサルトリイバラ
2018-05-07
5月5日は「立夏(りつか)」でした。
夏立つともいい暦の上で夏の始まりとされています。
またこの日は、端午の節句でこどもの日。
晴れた空には鯉のぼりが泳ぎ、柏餅でお祝いをした方も多かったことと思います。
 
カシワの葉で柏餅をつくるのは江戸で生まれた風習とのこと。
カシワは次の新芽が育つまでは古い葉が落ちないことから、子孫が絶えないようにという願いが込められているようです。
そのほかの地方では、サルトリイバラやホオノキやニッケイなどの葉を使って柏餅を作るそうです。
特に西日本では昔からサルトリイバラの葉で餅を蒸すところが多く、しば餅、いばら餅、かからん団子など、いろいろな呼び方があるようです。
    
 
また、5月5日は「(くすり)()」ともいわれています。
推古天皇の代に行われていた「薬狩り」にちなむもので、日本書紀に記録があります。
男の人は鹿茸(鹿の角)を、女の人は薬草採取を行うのが習わしだったそうです。
 
サルトリイバラはユリ科シオデ属の植物ですが、同じシオデ属で実が黒く熟すサンキライ(山帰来)が西日本には野生しています。
このサンキライの仲間に土茯苓(どぶくりょう)と呼ばれる薬草があり、根茎が生薬として漢方(皮膚湿疹や関節痛)で使われています。
きっと、推古天皇のころからサンキライを薬草として、日々の健康のために使っていたことでしょう。

 

 
うど
2018-04-23

晩春から初夏のお楽しみの一つに「うど」があります。

室で育てた白うど(軟化うど)、山野で採れる山うど。

いずれも季節を感じる食材です。

皮をむいて酢水にさらし、短冊に切って魚介類と共に辛子酢味噌で食べたり、お吸い物の具にしたりします。

茎や、まだ開いていない葉は天ぷらに、毛の生えた皮はきんぴらに。

味噌漬けやしょうゆ漬けなどのお漬物にも。

という辺りが定番でしょうか。

 

うどと聞いて「うどの大木」という言葉を思い出す方も多いかと思います。

大きくなってしまったら、食用にならず、かといって柔らかくて木材としても使えないヤツという意味です。

大きいばかりで役立たず?

でも、大木といっても高さはせいぜい2メートル。

しかも、木ではなく多年生の草本。

 

実はこのうど、とても役に立つのです。

うどは昔から漢方薬に使われてきました。

中国ではセリ科のシシウドの根を独活(どっかつ)と呼びますが、日本では自生しているウコギ科の私たちが食用にするウドの根茎を和独活として漢方薬に使ってきました。

そして中国でもウコギ科のウドを九眼独活と呼んで使うこともあります。

歴史が長く広大な国では間違って伝えられたり、同じものが手に入らず代用品をもちいたり、異物同名が多くて、ややこしいのが実情です。

 

独活は祛風勝湿(きょふうしょうしつ)といい、冷えや体の中の余分な水分を除いてくれる働きをします。

冷えや湿気で足がしびれたり、関節痛、悪寒、発熱、頭痛、偏頭痛、歯痛などに使われる独活寄生丸(どっかつきせいがん)や、荊防敗毒湯(けいぼうはいどくとう)、清上蠲痛湯(せいじょうけんつうとう)などに入っています。

 

冷えや湿気で不調を感じる方は多いですよね。

漢方薬にはそのような方に対応するものが上記以外にもいろいろあります。

 

気になる方は一度ご相談ください。

 
シワやたるみのもと「光老化」を防ぐ
2018-04-16

昨日415日からは、七十二候の「虹始見」(にじはじめてあらわる)です。

ちょうど1年前のブログでも、虹にちなんで目に見えない紫外線のお話しをしました。

昨年は肌に優しい紫外線対策ケアについてでしたが、今回は肌の光老化(ひかりろうか)についてです。

光老化とは、紫外線を浴びることによって引き起こされる肌の老化現象(シワやたるみ)のことです。

 

地上に届く紫外線には2種類(UVAUVB)あり、光老化をおこすのは主にUVA波です。

UVA波は肌の奥深く真皮層まで届いて、皮膚の弾力と水分を保つコラーゲンを破壊します。

シワやたるみの原因の7割が紫外線とわれ、残り3割は加齢によるホルモンの減少です。

(ちなみに、シミの元メラニンをつくるのはUVB波の方です。)

 

4月の紫外線は9月と同じくらい降り注ぎます。光老化を予防しましょう。

あんず薬局では、パステルファンデーション、ルースパウダー、O2オイルなどをおすすめしています。

日焼けを完全に防止するものではありませんが、肌に負担をかけずに肌本来の働きを維持し、紫外線を反射し、自然なターンオーバーを促します。

 

日常生活では、日傘をさす、帽子をかぶる、サングラスやコンタクトレンズはUVカットのあるものを使う、長袖やズボンで肌を隠すなどの対策が必要です。

 

光老化を防ぐ食べ物には、肌の真皮層へ栄養を届けるものを摂りましょう。

ビタミンA(肌の粘膜を保護する)緑黄色野菜、うなぎ、鶏レバー、卵など

ビタミンE(抗酸化作用、肌の代謝アップ)ナッツ類、アボカドなど

ビタミンC(コラーゲンの生成を促す)野菜や果物など

コラーゲン(真皮層にハリを与える)鶏手羽、うなぎ、カレイの煮こごり、豚足、フカヒレ、魚の皮や骨など

イソフラボン(女性ホルモンの働きを促す)大豆製品など

がおすすめです。

 

市販の日焼け止めを使う場合は、UVAをカットするPAの効果のあるものを選びましょう。

+の数で効果の高さを表します。日常生活はPA++、長時間の外出はPA+++以上が目安です。

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