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なんとな~く二十四節気な健康情報あれこれ

 
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「未病に克つ!」で体質別養生~瘀血(おけつ)
2022-11-15
血(けつ)のお話の3回目は瘀血(おけつ)です。
見慣れない文字「瘀」は、漢和辞典によると、この文字だけで、「流れずに滞っている血液を意味する」とあります。
文字通り、体質としての瘀血は、血の巡りの悪いタイプをいいます。
 
瘀血は、いわゆる血液ドロドロ状態のことです。
外傷や打撲でもおこりますが、気虚、気滞、血虚、陰虚(体の潤いが足りない)や、体に余分な水分や脂肪がたまることが原因となっておこります。
瘀血になると、顔色が赤黒い、目の下にくま、肌にシミ、ソバカスが多い、慢性肩こり、慢性頭痛、生理痛、生理不順、青あざができやすいなどの症状がでます。
子宮筋腫、子宮内膜症、動脈硬化、狭心症、静脈瘤、痔、不整脈、高血圧、脳卒中などのリスクも高くなります。
 
瘀血の養生は、漢方では活血(かっけつ)といいます。
 
日々の養生では、
冷たい食べ物、生野菜は控えましょう
冬だけでなく、夏の冷房にも気をつけて体を冷やさないようにしましょう
長時間同じ姿勢はさけましょう
過度な緊張や怒り、焦りを避けましょう
プラス思考で物事を考えるようにしましょう
喫煙も瘀血の原因になります
 
食材
血行をよくする:マグロ、カツオ、サンマ、イワシ、アジ
体を温める:ニンニク、ショウガ、ネギ、ラッキョウ、ニラ、玉ネギ、栗、黒豆、桃、黒砂糖、酢
 
ツボ
血海(けっかい)
  
膈兪(かくゆ)
 
漢方薬
生薬製剤Ⅱ号方、桂枝茯苓丸、桃核承気湯、芎帰調血飲第一加減
 
ハーブティー
ローズティー、山査子茶、ウコン茶、シナモンティー、ハイビスカス+ローズヒップティー
 
足浴、半身浴で温めるのもおすすめです。
 
 
「未病に克つ!」で体質別養生~血虚(けっきょ)
2022-10-15
前回は、「血(けつ)」についてお話しました。
今回は、「血虚(けっきょ)」についてお話しします。

血が足りなくて、栄養がからだのすみずみまで行きわたらない状態を血虚といいます。
 
血虚は、生活の乱れが大きく影響しています。
仕事上のストレスや疲れ、不規則な睡眠時間、食習慣の乱れなどによっておきます。

胃腸の働きが悪くなると消化・吸収能力が弱まり、食べても十分な栄養を吸収できなくなります。
このために血を作り出す力が落ちて血が不足します。
また、大けがによる出血、生理過多や気づかない内臓出血による血虚もあります。
血虚になると、貧血、顔色が青白い、肌が荒れやすい、小じわが多い、しびれ、皮膚の乾燥によるかゆみ、立ちくらみ、目の疲れ、枝毛、コロコロ便、不眠、健忘、不安感、などの症状が出ます。

血虚タイプの人は、血を養い、巡りをよくすることが重要です。
 
日々の養生では、夜間睡眠を充分にとり、早寝を心がけることが大切です。
目や頭の使いすぎ、考えすぎも血を消耗します。夜遅くまで勉強や仕事したり、パソコン、スマホなどを見るのはほどほどに。
食事の栄養バランスを心がけましょう。
 
食材では、
牛肉、マグロ、イワシ、サバ、卵、クルミ、アーモンド、落花生、松の実、黒ゴマ、ナツメ、クコの実、竜眼(りゅうがん)の実、プルーン、干しぶどう、イチジク、ニンジン、ホウレンソウソウ、黒キクラゲ、ひじき、金針菜、などがおすすめです。
 
ハーブティーでは、
ハイビスカス、ネトルなどがおすすめです。
また、紅茶にドライフルーツ(ナツメ、クコの実など)を入れてもよいですね。
 
ツボでは、
血海
  
三陰交 5~6秒押します。
 
 
漢方薬では、
婦人宝、当帰養血精、帰脾湯、四物湯、十全大補湯などが使われます。
 
 
「未病に克つ!」で体質別養生~「血(けつ)」とは
2022-09-15
酷暑も終わり少しずつ秋めいてきました。
虫の声が心地よく、次々やってくる秋の味覚もうれしい季節となりました。
 
さて、漢方では体質を判断する時に「気・血・津液・精」の調和の程度を考えます。
今日はその中の「血(けつ)」についてみてみましょう。
 
血とは西洋医学でいう血液と同等のものです。
血は全身を巡り、各器官に栄養と気(エネルギー)を送り届け、不要なもの(老廃物)を回収します。
また精神活動も支えます。
 
血は飲食物を消化した栄養素から作られ、からだの働きを支える栄養源になります。
 
血の働き
・気と一緒にからだの隅々まで巡り、栄養を与え潤します〈栄養・滋潤作用〉
・精神状態の安定に働きかけます〈養神作用〉
 
これらの働きが十分なのか、足りないのかということが体質を知る目安となります。
また、血が不足している状態を「血虚(けっきょ)」といい、流れが滞っている状態を「瘀血(おけつ)」といいます
 
次回は、「血虚」について考えましょう。
 
 
五行のお話〈その1〉 万物は5つの要素で成り立っている
2022-08-13
今回は気血津液のお話はお休みして、五行のお話をします。
五行(ごぎょう)」という言葉を聞いたことがありますか?
約2200年前の中国で、その頃の最新学説として登場したのが五行学説です。
自然界の万物(人間も地球に存在するあらゆるものも宇宙も)は5つの要素、木・火・土・金・水(もっかどこんすいと読みます)からなり立ち、万物は5つのいずれかに属し、それぞれの性質があります。
互いに影響しあいながら変化、発展していると考えました。
この考え方を五行学説と名付けました。
「五」は木・火・土・金・水の五つを指し、「(ぎょう)()」には巡る、運行するという意味があります。
 
〈木気〉
季節は春(立春、2月4日頃から立夏の前日まで)
方角は東。一日の中の朝。五臓の肝。
草木が芽を出し、いろいろな方向へ枝や葉を伸ばし、万物が生じる時です。
成長し、上に昇る性質があります。
生命の始まり、発展なども意味しています。
〈火気〉
季節は夏(立夏、5月5日ごろから立秋の前日まで)
方角は南。一日の中の昼。五臓の心。
熱性で、燃え上がる性質があります。
万物がさらに成長する時です。
温かい、上昇をあらわします。
〈土気〉
季節の扱いとしてこれだけ少し特殊で、四季のそれぞれの最後の18日間を土用といい土気をあてます。
また、中国では湿度の高い夏の最後の一か月を長夏といい土気をあてはめることがあります。
そして、日本では湿度の高い梅雨の季節を長夏とすることもあります。
五臓の脾(消化器)。
万物を受け入れ、変化成長する性質があります。
万物を育てる母なる大地を意味しています。
養い育て、稼ぎ、中央などをあらわします。
〈金気〉
季節は秋(立秋、8月7日ごろから立冬の前日まで)
方角は西。一日の中の夕方。五臓の肺。
冷たく澄み渡る収斂(しゅうれん:収縮すること)の性質があります。
金属の示す堅固、鋭さをあらわします。
万物が実る豊穣、収穫の時です。
〈水気〉
季節は冬(立冬、11月7日ごろから立春の前日まで)
方角は北。一日の夜。五臓の腎。
滋潤、下降、寒涼、閉蔵(閉ざし納めること)の性質があります。
例えば植物は種子や根元に栄養を貯蔵させ、生命の萌芽を待つ時です。
やがて万物を生み出す源となります。
 
五行はそれぞれが健やかであるように助けたり、強くなりすぎないようにバランスを取りながら、正常な関係を保っています。
どれかが強くなりすぎたり、弱くなりすぎるとお互いのバランスがくずれ、例えばからだなら、病気になると考えます。
 
東洋医学では、そのように自然界や体の状態を理解し、食養生、気功、鍼灸、漢方薬などでバランスが崩れないように、また、崩れたバランスを調整します。
 
もちろん、あらゆるものを5つだけに当てはめることには無理がありますし、それだけで解決できるわけでもありませんが、物事の本質を良く言い当てている事も多く、今でも東洋医学の世界では、この考え方が大切にされています。
 
 
「未病に克つ!」で体質別養生~気滞(きたい)
2022-07-15
前回は気虚(ききょ)についてお話しました。
今回は「気滞(きたい)」です。
 
気は常にからだの中をスムーズにめぐっている状態が正常です。
気滞とは、その気の流れが滞り鬱積している状態のことです。
精神状態の不安定、生活や食事の不摂生、気温や湿気などが要因となって起こります。
気滞になると、怒りやすい、ストレスがたまりやすい、イライラする、落ち込みが激しい、寝つきが悪い、お腹が張る、ゲップが出る、頭痛、のぼせ、生理不順などの症状が出ます。
 
気滞にならないための日々の養生としては、ストレスを発散して気を巡らせることが大切です。
スポーツや散歩などで適度にからだを動かしたり、複式呼吸でゆっくり深呼吸をしてみるのもおすすめです。
音楽を聴くなど趣味の時間を持ち、リラックスすることを心がけましょう。
不規則な生活は気の流れを悪くします。
バランスの取れた食事を心がけ、食事にも香りや酸味のあるものを適度に取り入れましょう。
 
おすすめの食材
カキ、あさり、しじみ、ネギ、グリーンピース、かいわれ大根、ミョウガ、セロリ、シソ、三つ葉、春菊、ニラ、ゆず、みかん、レモン、グレープフルーツなど
 
また、好きな香りを嗅ぐことで気を巡らせる効果もあります。
芳香浴や蒸気浴などで精油を上手に活用してみましょう。
 
おすすめのアロマ精油
オレンジスィート、ベルガモットなどの柑橘系、カモミール、ラベンダー、クラリセージ、ペパーミントなど
 
気の流れを良くする漢方薬もあります。
逍遥散、加味逍遥散、半夏厚朴湯、香蘇散、四逆散など
詳しくは、薬剤師にご相談ください。
 
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